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漫画の影響で紅茶を飲み始めた話

こんにちは。
だーはらです。

今回は、私が最近ハマっている漫画の話です。
この漫画に影響されて、これまであまり紅茶を飲んでこなかった私が、紅茶を飲み始めました。

紅茶に興味がある方、漫画に興味がある方、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

2024年2月20日に3巻発売

早速漫画を紹介します。
『猫と紳士のティールーム』
という漫画で、月刊コミックゼノンのいう雑誌で連載されています。

イケおじだけど人見知りの主人公が、愛猫と一緒に大好きな紅茶専門の喫茶店を営むお話です。

作中に出てくるお客さんが、紅茶に詳しいわけでもなく普通の人達で、紅茶に対する予備知識が無くても楽しめる作品となっています。
私は紅茶に詳しくないので、紅茶に詳しい人が読んでみるとまた視点が違うのかもしれませんね。

人見知りの人に多い"好きな話題になると饒舌になる"という特性も生かされており、紅茶に詳しい人が見ても面白い作品だと思います。

簡単に内容を紹介していきます。

作品には毎回異なるお客さんが登場し、人見知りのマスターが頑張って接客していきます。
(極度の人見知りのため、お客さんと目を合わせることもできません)
作中では『本日の紅茶』という『おまかせメニュー』が主に注文されます。
この『本日の紅茶』のお値段は700円なのですが、紅茶2杯分のティーポットに加えてケーキやお菓子が付いてきます。
普通に考えて完全に赤字ですね…間違い無いです。
しかも、紅茶オタクであるマスターが選んだ茶葉・その紅茶に相性のいいケーキやお菓子が提供されます。作中では『マリアージュ』と呼ばれています。
『本日の紅茶』とはいうものの、お客さんに合わせてマスターが紅茶を選んでいます。どのような紅茶が選ばれるのか、毎回楽しみです。

マスターは人見知りですが、紅茶オタクであるため、お客さんから紅茶に関する質問を受けると、ニコニコしながら饒舌に説明し始めます。
あまりに饒舌すぎて我を忘れて話してしまい、お客さんが置いてきぼりになってしまうのですが、愛猫がそこを諌めてくれます。
この愛猫とのやりとりも見どころですよ。
愛猫の名前は『キームンくん』です。
名前の由来がわかる人は、きっと紅茶好きの人ですね。

作品内では、紅茶を淹れるシーンが細やかに描写されています。
言葉による説明もさることながら、一連の流れが綺麗に描写されていて、私はとても気に入っています。
人見知りのマスターですが、紅茶を淹れるときはピシッとします。
基本的には一話完結型の漫画ですが、同じお客さんが何回か出てくることもあります。お客さんの背景も人それぞれで、人間物語としても楽しめます。

漫画が好きな人、紅茶が好きな人、紅茶に詳しい人などそれぞれ違った視点で楽しめる作品だと私は思います。
紅茶に詳しい人がこの漫画を読んだらどんな感想を抱くのか、実はこんな細かい点もしっかり描かれている、など聞いてみたいものです。
お近くの書店にありましたら、一度手にとってみられてはいかがでしょうか。

私は2024年になってからこの作品に出会ったのですが、すでにルピシアで茶葉を購入して毎晩飲んでいます。
まだダージリンのファーストフラッシュとオータムナルのストレートしか楽しんでいないのですが、これから多くの紅茶を楽しめたらと思っています。

おすすめの茶葉やお菓子との相性など、コメントいただけたら嬉しいです。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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