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『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』感想*ネタバレ無し

みなさんこんにちは。
だーはらです。

今回は、1月26日公開の映画
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
に関するお話です。

TVシリーズが完結してから20年・・・
劇場版が噂されては消え・・
ダブルオーが先に映画化し・・
諦めていた矢先に映画化の発表・・・
待ちに待った映画の公開となりました。
よく考えたらTVシリーズが放映されていたころはまだ学生だったので、社会人生活よりも長い時間待たされていたということになります。

ネタバレや考察などは詳しい人たちがすでに沢山書かれているので、映画を見た感想や見終わった後に考えたことを書いていきたいと思いますので、よろしければお付き合いください。

まず、会場に入ってびっくりしたのが、観客の年齢層です。
通常の映画だといろんな年齢層がいるものですが、見渡す限り同世代(男性率が高い)。ここまで年齢層が偏った映画は初めてです。
私も含め一人での来場もかなり多いせいか、一席開けて人が座っている感じの列がとても多かったです。

チケット確認の時に1週目入場者特典もいただきました。
小説はカガリとアスランのお話の方でしたね。
2週目特典だと、また違う小説になるのでしょうか?楽しみですね。

映画が始まって思ったことは、とにかく絵が綺麗でヌルヌル動きます。
物語は前回対戦から2年後の話ですが、映像技術は20年進化しているので当然かもしれませんが、やはり劇場での迫力は圧倒的です。
各キャラの声優さんはすごいですね。20年ぶりの作品とは思えないほど、当時に戻ったような演技でした。

今回はいろんなテーマが盛り込まれていましたが、そのテーマの一つが『愛するということ』でした。
二つの愛のかたちを対比させる事で、素晴らしい表現がなされています。
二つの愛のかたちは、どちらも現実世界で当たり前にあるかたちであり、どちらが正解とは言い難い価値観といえます。
詳しくは、劇場にてご確認ください。

そして『言葉にして伝える』ことの大切さが表現されています。

愛情』『信頼』『感謝
この三つは言葉にして相手にしっかり伝えることが大切ではないでしょうか。

愛情表現は人それぞれ、言葉にしなくても行動で示しているから相手も分かっていると思っている人が多いと思います。
実際劇中でも、すれ違ってはいるもののお互いの愛情が伝わるシーンは多く描写されていました。
しかし、自分の中の愛情が暴走してしまい、結果的に独りよがりな行動になってしまうことは現実でもよくある事です。

自分が相手にしてあげたい事が、相手が自分にして欲しい事なのか。
自分の中にある理想像を、知らない間に押し付けているのではないか。

これを確認する方法は、何より普段のスキンシップだと思います。
すれ違いが生まれるとき、相手と話し合うことが難しくなっていきます。
自分からしたら、会話のキッカケにしようとした話題を
「なぜ、そんなことを聞くの?」「聞かなくてもわかるでしょ?」
という返事で打ち切られてしまい、その後の会話が続かなくなっていく・・
そんな経験はないでしょうか?
すれ違うキッカケというものは、身近に潜んでいます。
その全てを除外することはできませんが、1日の間に少しの時間でいいので、お互いの顔を見ながら会話をする時間を設けるといいのではないでしょうか。
現代はスマホやタブレットの普及により、同じ部屋の中にいても、向かい合って座っていても目線は常に画面ということはないでしょうか。
相手の顔を見ながら会話をする。
愛情はたまにでいいのできちんと口に出して相手に伝える。
そんな時間がすれ違いを防いでくれるのではないでしょうか。
相手の欲しいもの、求めてるものを理解するには、普段からしっかり想いを言葉にしながら会話を楽しみ、お互いの考えを共有しましょう。

信頼も言葉に出すことが大切です。
成長著しい部下であっても、信頼している部下であっても、大切な恋人であっても言葉無くしては信頼を伝えることはできません。
重要な仕事を任せる時、何かお願いをするとき、あなたが発する言葉一つで、相手のモチベーションは大きく変化します。
期待していること、あなただから任せたいと思っていること、しっかりと相手に伝えるようにしましょう。

感謝を言葉に出すことはとても重要です。
生活の中に、感謝すべきことは沢山起こっています。
人は慣れてしまうと感謝していても言葉に出さなくなっていきます。
朝起きたらご飯ができている時、出勤前にお弁当が準備されている時、部屋が掃除されて綺麗な時、仕事が滞りなく潤滑に進んでいる時、任せていた仕事がしっかり行われていた時、日常のいろんな場面で、人は助けられながら毎日を過ごしています。
誰かがあなたのために動いてくれた時、しっかり声に出して感謝の心を示しましょう。
一緒に仕事をしてくれる仲間に、仕事をしているときは怒ってしまうこともあるかも知れません。うまくいかないこともあるかも知れません。
それでも、最後には必ず感謝の言葉で締めくくるようにしていきましょう。
感謝を口にしない人は、信頼されないし協力もしてもらえなくなります。
あなたのために行動してくれた人のために、感謝を言葉にして相手に届けること。人間関係の中でとても重要なことだと、私は考えています。

『愛情』『信頼』『感謝』
大切なことは言葉に出してしっかり相手に伝えましょう。

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 20年待った価値があると思えるほど、とても大切な2時間でした。
作中で絶対的な信頼関係で結ばれていた二人でも、すれ違ってしまえば信頼関係が揺らぎ、それを取り戻したのはお互いの言葉でした。

相手の愛するということ、相手を必要とすること、相手を信じること
自分の想いはあくまで自分の中にだけあるものであり、言葉にして伝えることで、相手と想いを共有する事ができる。
映画が終わった帰り道にそんなことを考えました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
機動戦士ガンダムSEEDという作品に触れた事がある人であれば、今回の映画はとても楽しく観る事ができる作品であることは間違いありません。
ぜひみなさん楽しんでください。

最後に
『種割れのシーンだけは昔の方が圧倒的に好きです』

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