見出し画像

博多座で観劇〜劇団☆新感線〜

こんにちは。
だーはらです。

みなさんは、舞台を観劇した事はありますか?

私は高校生の頃に学校行事の一環でミュージカルを観劇した事はありましたが、本格的な舞台の観劇は初めてでした。
今回は、博多座で観劇した素晴らしい舞台についてお話ししていきたいと思います。


博多座

まずは博多座について説明していきます。

博多座は福岡県福岡市博多区にある"演劇専用劇場"です。

地下鉄"中洲川端駅"から徒歩1分、雨でもほぼ濡れる事なく入場することができます。
地下鉄中洲川端駅は、福岡空港から9分博多駅から3分とアクセスも抜群です。

慣れた人であれば、新幹線で博多に到着して15分もあれば博多座に着くのではないでしょうか。

収容人数は1500人と九州最大級の劇場であり、あらゆる演劇ジャンルに対応しています。
公式ホームページに公演スケジュールがありますので、気になった方は是非アクセスしてくださいね。

劇団☆新感線

次に、『劇団☆新感線』について紹介します。

劇団☆新感線は、1980年に大阪で旗揚げされた劇団で、劇団員の他にも俳優を客演に迎えて興行を行なっています。
宝塚のようなスターシステムをとっており、客演の俳優が主演となることも少なくありません。
劇団員の看板俳優としては、古田新太さん、橋本じゅんさんなどがいらっしゃいます。

ほとんどの公演でチケットは早々と売り切れてしまうため、発売日に合わせて購入する事をお勧めします。

また、過去の公演作品を映画館で観る事が出来る"ゲキ✖️シネ"というスタイルもあります。

その他、AmazonプライムやNetflixでも一部作品が公開されています。

興味を持たれた方は、是非一度"劇団☆新感線"の作品をご覧ください。

観劇の感想

今回観劇したのは、

劇団☆新感線44周年興行
           いのうえ歌舞伎 バサラオ


の博多公演となります。

"劇団☆新感線"の公演はチケットがすぐに完売するという話を聞いたため、今回は発売日に有給を取得し、発売開始時間に合わせて博多座のホームページにアクセスし、購入しました。
1日2公演の日を選択したおかげが、スムーズにチケットを取ることが出来ました。

チケットを確認して驚きました。

三列目です。

今後、ここまで舞台に近い席で楽しむ事はできないかもしれません。
本当は自分で席を選択できたのかもしれませんが、手続きを進めて購入できていたのが今回の席でした。

実際、三列目ともなると、舞台との距離が10メートルもありません。
細かい表情の変化や目の動きまで見ることが出来ます。
マイクを通した声ではなく、地声が聞こえます。
何より、舞台の"圧"を感じることが出来ます。

歌やダンス、殺陣など、テレビや映画の数倍の"圧"を感じます。

また、役者陣は舞台の上だけでなく、花道や客席の通路を走り抜けるシーンもあり、花道や通路の上でもセリフがあります。

舞台の上で行われる演劇とそれを観ている客席の一体感こそが、観劇の醍醐味ではないでしょうか。

舞台に近い距離の席が取れたからこそ、その"圧"を鮮明に感じ取れたのかもしれません。

休憩も含めて3時間半と一般的な映画より長い時間でしたが、引き込まれるような役者陣の演技や、巧みな構成のおかげであっという間に時間が過ぎていきました。

映画やドラマなどは、一度鑑賞したら十分だと思うのですが、舞台は"何度でも観たくなる"そんな時間でした。

観劇を通して感じたこと

舞台上で演じているのは全員プロの俳優です。
全員経験豊富な役者です。
私は本格的な観劇は初めてでしたし、演技力については正直よくわかりません。
しかし、一つだけ個人差を感じ取れたことがあります。

それが、

声の"圧"の違い

舞台の性質なのかもしれませんが、小さい声でコソコソ話すシーンはあまりありませんでした。

会話はわかりやすく、聞き取りやすい声で行われています。

この"声の圧"は個人差がとてもあります。

ドラマや映画を中心に活躍する役者と、舞台を中心に活躍する役者では、声の出し方が自然と変わってくるのかもしれません。

私が今回、最も"声の圧"を感じたのが、

吉田メタル

さんの"声"でした。

吉田メタルさんは、劇団☆新感線所属の劇団員で、多くの舞台やテレビで活躍されています。

演劇では衣装やメイクが"舞台映え"するように計算されており、演技と舞台映えというものが意識されているのかもしれません。

私の中で、吉田メタルさんは『舞台映えする声』を発していらっしゃいました。

天性のものに加えて日々のトレーニングの積み重ねなのだと思いますが、素晴らしい声ですね。
今後のご活躍を応援いたします。

舞台ならではの面白さ

ドラマや映画では、それぞれ異なる場所で撮影されたシーンが連続していきます。

しかし、舞台ではメインとなる舞台は一つだけです。

私は高校生の頃、授業の一環で『星の王子さま』の舞台を観劇しました。
王子が星を巡るたびに、舞台の上はそれぞれ別の星へと変わっていきます。
それを舞台の装置や照明などでわかりやすく表現されていたのを覚えています。

今回の舞台でも、一つしかない舞台の上が、ある時は屋敷の中になったり、島の砂浜になったり、山の中になったり、大きな舞台装置や小道具、ナレーションを用いていろんな場面が的確に表現されていました。

一つの舞台を"どのように別の空間として表現していくか"という点が、舞台の難しさであり、面白さであると感じました。

さいごに

今回の博多座での観劇が終わった後、最初に思ったのは、
また観にいきたい
でした。

舞台は毎回がやり直しが出来ない一発勝負であり、舞台の上の緊張感が客席にも伝わってきます。
だからこそ、舞台と客席の一体感を味わえる時間なのだと感じました。

また、興味のある公演を見つけて観劇に行きたいと思います。

みなさんも、少しでも興味が湧いたら、ぜひ公演のチケットを取って観劇してみてください。

テレビや映画とは違う、新しい出会いが待っています。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?