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3年振り の ONE OK ROCK

2023.02.05

ONE OK ROCK 
LUXURY DISEASE JAPAN TOUR in Fukuoka


今まで、ライブに行ったあとはただただ余韻に浸ってしまって感想を文章化どころか、言語化するのさえ大変で、こんなレポみたいな文章書いた事ないけど、今回だけは書いて残しておきたくて、初めてこのNoteというものに手を出しました。


まず、今回のライブは私にとって約3年振りとなるONE OK ROCKのツアーだった。

これ書いてるの、ライブ終わって数時間後の深夜なんだけど、今率直に思うことは、Takaちゃんが本当に楽しそうに歌ってて、大袈裟でもなんでもなく、本当に安心した。


コロナ禍でライブやイベントが思うように出来ない状況、大事な人との突然の別れ、新しいことに挑戦することへの恐怖とプレッシャー……


きっと私なんかがこうやって想像するよりも、もっともっと色んな辛いことにぶつかって、悩んで苦しんで、涙を流して、でもそれをしっかり時間をかけて乗り越えて色んなことを成功させて、今日あのステージに彼は立ってるんだと、本人も言っていたけど見てるだけでもそれが痛いほどに伝わってくる、そんなライブだった。


私もONE OK ROCKの音楽を直接生で聴くのは約3年振りで、ライブに行く準備をしながら、「あれっ、ライブって何着ていけばいいんだ…?」とか「何持っていけばいいんだっけ…?」って見に行くファンとしてのブランクも感じつつ会場へ。

会場に到着しても、開場時間が近づいても
「今からライブだ!」っていう実感が湧かなくて、人混みに紛れてドームの中に入ったって感じ(笑)

でもいざ、パッと会場の照明が消えて、激しくも安定感のあるTomoくんのドラムの音、優しくキレ良く響くRyotaのベースの重低音、目が覚めるくらい鋭く鳴り響くToruさんのギターの音を聞いた瞬間に、『ONE OK ROCKのライブが戻ってきた』って感じがすごくして、涙が溢れて止まらなかった。

そして、「帰ってきたぞ、お前らちゃんとついてこいよ」と言わんばかりに強く、それでいて、もしかしたらまだどこか少し不安なのかもしれないなとも思わせるTakaの表情。

この全てが、まっさらだった3年間を無駄なものじゃなかったと思わせてくれるには十分なくらいの感動を与えてくれた。


本当は1曲ずつ曲名を出していきたいところだけど、まだツアーが始まって4公演目なので、曲目出さずに感想を書いていこうかなと思います、全曲書けるかな…💦(笑)


まず1曲目。ライブのスタートにはピッタリなあの曲。初めて聴いた時よりもなんだろう…、すごくONE OK ROCKというバンドに馴染む曲になってた気がしました。個人的にはあの曲が初公開された時は、かっこいいけどなんか違和感みたいなのがあって、(ふーん、なるほど…)みたいな超上から目線な態度で聴いてたんだけど、今日聴いたら別物なんじゃないかってくらいかっこいい曲になってた。((もともとかっこいい曲なのは大前提))

そして2曲目のアレ。(アレ)生で聴いたらイントロのかっこよさに鳥肌が立つ。カッコよすぎ、ほんとになんなん。一気に彼らが作る世界に引き込まれてて、気づいたら相手の領域の中にいましたって感じ。まさに五条悟の領域展開 無量空処🤞

3曲目はまさかのあの曲。このタイミングでセトリに入ってるとは思わなくてイントロ聞いた瞬間(えっ…???)ってなってたらTakaちゃんから「イントロ聞けばわかるだろ!○○○○○○○(曲名)だよ!!!」って煽られて《ウォォォォオ〜〜!!!!》って。(語彙力)

4曲目は、なんかやっと、一緒に歌えるライブに戻ってきたなって思える曲だったし、ここで一旦、((いや、Takaちゃん今日調子よくね???))って気づいてしまった。高音がめちゃくちゃ綺麗だった。

5曲目、なんかすごく楽しかった。これはでもアリーナのスタンディングで揉みくちゃになりながら踊りながら聴きたいな〜ってうずうずしちゃった、でもやっぱりめちゃくちゃ楽しかった。

6曲目は初めてライブで聞くことができたあの曲。
いやーーー、たまらんよーーーー、あれは胸がキュンとしちゃう、本当に歌ってくれてありがとうの気持ちでいっぱい。

7曲目、私的にはこの曲の歌詞のあるフレーズがダサかっこいい曲として有名なんだけど、生で聞くとただただかっこよかった(笑) あとなんか、35ツアーを見に行った時みたいな感覚になって聞いてた。簡単に言うとTakaちゃんが考えてることをストレートに受け取ることができた曲だった。

8曲目、ココでまた((Takaちゃんやっぱ調子いいよね…!?!))って再確認。ロングトーンの伸びが異常な程に綺麗でかっこよかった。あの人歌上手すぎだろ。(当たり前)

9曲目、あの曲はもうほんとに、音源より上手かったと思うよ、それくらい気持ちも伝わってくる歌い方だったし何よりもう歌が上手い。(2回目)(知ってる)

10曲目、((えーー!!!今日この曲聞けちゃうのーーー!!??))って気持ちで聞いたあの曲。35ツアーでも歌ってくれたんだけど、あの時はTakaちゃんが喉の調子悪くて高音辛そうだったんだけど、今回は余裕そうに難なく歌ってる姿見て、偉そうな言い方になっちゃうけどボーカリストとしての成長…いや、進化と言うべきか。とにかくパワーアップしてるのを本当に感じることが出来てまた涙腺がゆるゆるに。

11曲目、優しくも強く背中を押してくれるONE OK ROCKらしい曲。featで入ってたボーカルさんの声もすごく好きだけど、Takaちゃんだけで歌うこの曲がちゃんと生で聴けてよかった。

12曲目、これめっ…ちゃ楽しかったし演出の映像が曲とめちゃくちゃ合ってて好きだったなぁ〜、私たちが歌う部分も楽しくて、この曲もぜひアリーナスタンディングで踊りながら聞きたい曲。

13曲目、この曲聴けるのはアツいな〜〜〜///💦💦って個人的にはワクワクしちゃった曲。ひっさしぶりにあのイントロと、曲終わりのあの部分が聞けてめちゃくちゃ楽しかったし、足しんどかったけど気にせず飛び跳ねて遊べてしまった(笑)

14曲目、前の曲とのギャップが感じられるあの曲。なんかこう、バンドとしての懐の深さを感じた。自分の伝えたいことをただただ書き連ねてぶつけてくれてた昔とはまた違う、彼らの貫禄を感じることができた曲。

15曲目、この曲は聴きながら号泣だったので少し長めに書きます。これはTakaちゃんが、「この曲は、今までの期間で色んな辛い思いをして壁にぶち当たって流した涙の結晶みたいな曲です」と言葉を添えて歌い始めた曲。あぁ、だからこういうタイトルになったんだね…と、アルバムを引っさげてのツアーではよくある《答え合わせ》みたいな瞬間。思いがけない曲がアーティスト側にとってはすごく重要な曲だったりして、それを知れるのはやっぱり生でその人の声を聞かないと分からないわけで、それができる空間にやっと自分も戻って来れたんだなぁ…ってまたしみじみ。
歌いながら涙を浮かべるTakaちゃんを見て、(ただ単に感極まってしまったのかもしれないけど)本当に辛かったんだろうなって感じて、聴きながら自分まで少し辛くなったけど、今まで強くてかっこいい背中を見せてくれていた彼が、自分の弱いところをさらけ出してくれた気がして、嬉しい…って言うのとはちょっと違うかもしれないけど、お互い辛かったよね、またこうやって会えて嬉しいねって改めて思える時間だった。

16曲目、これはもう今このタイミングにピッタリだったなぁ……。ライブができない期間、アーティスト側がやりたいことが思うように出来なかった期間を経て、やっと少しずつ元通りに“戻る”んじゃなくて、その期間を経た上で逆にここからが“始まり”だということなのかなという、勝手な解釈です(笑) でもやっぱいつ聞いてもこの曲は安定感あってかっこいいなぁ。

17曲目、「みんなにプレゼントです!セトリ変更していきます!」の言葉と共に流れたイントロのあの音。35のアルバムから敢えて1番尖ってるメッセージ性のあるこの曲を選んだってことは、俺らが引っ張る、俺らが1番を獲ると走り続けてきたワンオク自身が世代交代を視野に入れ始めたということなんだろうか…と思う反面、世界的に辛い期間を越えて、「ここからは新時代だ、腐った大人はどいてろよ。」…的なまだおかしなことをやり続けてる世界の偉い人達へのメッセージなのか、色んなことを考えさせられる曲だった。(もちろんライブ中はこんなこと考える頭は無いので改めてセトリを見ながら思ったことですけどね笑)

18曲目、いやぁまさかね、この曲が聞けるなんて。なんか今回のライブ中、Takaちゃんが「愛」っていう言葉をよく出してたんだけど、やっぱり色んな人やものとの別れが多かった期間だっただろうから、自分を愛してくれる人への愛に応えたい、返したいという彼なりのある意味ラブソング的な扱いだったのかな。わかんないけど。でもちゃんと愛は受け取ったよありがとうの気持ちです。

19曲目、何回聴いても力貰える曲。何回聞いても泣いちゃう曲。ちょうど18歳の時に初めて聞いたあの曲が、そこから5年たった今聴くとまた違うメッセージとして自分に響いて、本当にパワーを貰ってしまった。

20曲目、本編ラストの曲。「皆さんはどんな夜になりましたか?」と笑顔で聞いてくれて、その後涙を堪えるかの表情で「僕には、とてもとても大切な夜になりました」と言ってくれた事が嬉しくて、Takaちゃんがそう言ってくれる夜に、彼と同じ場所にいられてよかったと心から思った。そして安定のあのラストのロングトーン。綺麗すぎてあれ聞くだけで心が浄化されるよね、冗談抜きで。
そしてアンコールに入り、21曲目。某伝説のバンドに曲調が似てるなぁ…というのが初めて聞いた時の感想なあの曲。なんかこう、ひとつの物語の読み聞かせを聞いてるかのような、ミュージカルの1幕を見てるかのような感覚で聞き入ってしまった。楽器隊の音量が一気に無くなってボーカルだけの瞬間があるんだけど、やっぱり際立つ彼の声の良さ、歌の上手さ。音楽的な知識がほぼないので詳しく書けないのが悔しいくらい。ただ1つ言えるのは、彼は本当に歌が上手い。(3回目)(知ってるってば)

22曲目、あぁ、これで終わっちゃうという寂しさも一瞬で吹き飛ばしてくれたあの曲。音源よりライブの時の方が明るくて楽しげな雰囲気増し増しでめちゃくちゃ好き。あえて今回のアルバムじゃない曲をこのタイミングに入れたのは何でなんだろう…って実は未だにシンプルな疑問。Takaちゃん今度教えて???

そしてラスト、23曲目。前の曲が終わって、ライブが終わっちゃう…って思ってたらまさかまさかTakaちゃんからの「もうちょっと遊ばない??」発言。ラストにしてテンションぶち上げんの上手すぎダロ…な選曲。寂しい思いさせずに帰してやるよ感がすごくて泣きながら飛んで歌って叫んでぐちゃぐちゃになった。めちゃくちゃ楽しかった。本当に。あの曲が最後に来てくれたおかげで〈あー楽しかった!〉って終わるライブになったと思う。

書きながら思ったけど23曲もやったんか、ありがとうなぁ…めちゃくちゃ楽しかったよほんとに、ほんとに行ってよかったしあの場にいられて幸せだったなぁ……、思い出しただけで涙出そう。(笑)

ライブ中Takaちゃんだけじゃなくほかのメンバーもずっと言ってくれてた、「今日めちゃくちゃ気合い入ってるわ」「今日ほんとに楽しい」その言葉が聞けて、そしてこれがただ会場を盛り上げるために言ってるんじゃなくて心から思ってるんだろうなっていうくらい楽しそうな彼らの表情を見てたら、今までたくさんのパワーと元気と勇気をくれていた彼らに、ささやかながらやっとお返しが出来た気がしてすごく嬉しかった。


…と、まぁ、ほんとに卒論かってくらい長いレポ+感想文になっちゃったけど、これを読んでくれたあなたに、この夜の感動が少しでも伝わってくれてたらな嬉しいなと思います。


大して文才のない素人が書いたこんなに長い文章を読んでくれたことにも感謝します。




最後に、あんなにも素敵で、貴重で、愛おしくて、大切な夜を作ってくれた彼らに心からの感謝を。


私はやっぱりONE OK ROCKが大好きだ。




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