白鯨のストーリーが始まる前に、文献が列挙されます。思慮に富んだその鯨にまつわる多くの文献を、画像を含めて紹介します。
(某副・副司書の提供にかかる)
読者はこれらの引用にあらわれた鯨関係のたわごとが、たといいかばかり
真実しやかでも、その中の一個条たりとも正統正経の鯨学文献として受け取ってはならぬ。
まったく出鱈目もいいところだ。ただここに出てくる古典の著書たち、ならびに詩人たちに関して一言すれば、
以下の抜粋はもっぱら現代およびわが国人をも含めての諸国民、諸時代が、巨鯨レヴィアタンについていかに多趣多様な言説、
思惟、妄想詠嘆をなし来たったかの鳥瞰図を与える点に、かろうじて価値と興味とを認め得ようか。
聖書より
プルタルコス『道徳論集』
プリニウスの博物誌
ルキアノス実録談
紀元890年 アルフレド大王
モンテーニュ
その他
ホッブズ リヴァイアサン
失楽園
航海記
その他2
おわりに
御覧いただきありがとうございました。
古くから世界中で愛される鯨。これからも限りある水産資源をみんなで守ってゆきましょう。
紹介したものは一部の抜粋です。