【Stable Diffusion】Highres. fixについて(探求その1)
こんばんは、AIイラスト研究室です。
なかなか時間が取れずに最近はStable Diffusionの記事が書けてませんでしたが、今回からまた新しく描いて書いていこうと思います。
ところでStable Diffusionのような自由度の高い生成AIを触って思うことは、「こうすればこうなる」といったような確実なテクニックというのは、あまり決まってないんじゃないか・・・なんて思います。
要するに、生成AIの心得は水星の魔女よろしく以下のようなもの。
「イラストはプロンプトのみで決まらず、シードのみで決まらず。」
「ただ、結果のみが真実。」
ということではないでしょうか。
なのでタイトルを研究ではなく探求にしてみました。
第一回はHighres. fixについて
WebUIのこちらの窓ですね。
Upscaler、Upscaled by、 Highres stepsやdenoising strengthと、ここだけで色々選ぶものが多いです。
最初はいったいどれがどれなのやら状態に。
今日はx/y/z plotを使ってupscalerとhighres stepを変えたらどうなるか、をみていきましょう。
試したUpscalerは次の三つ。
R-ESTGAN 4x+
R-ESTGAN 4x+ Anime6B
SwinIR_4x
Hires stepsは10, 15, 20, 25と変えてみました。
一覧はこちら。
ふむふむ、全部似てる!
どれでも良さそう爆!
一応、違いがあった部分を拡大して確認してみます汗。
R-ESTGAN 4x+のHires stepsの比較
背景や服のシワなどがすこーし変わるかな、、、程度でした。
好きなのでいいんじゃなーい?
筆者はとりあえずR-ESTGAN 4x+のstep = 15にします。
次はアニメスタイルです。
比較はやはりこの三つ。
今回はステップは固定。
R-ESTGAN 4x+
R-ESTGAN 4x+ Anime6B
SwinIR_4x
ほほう、これは目が綺麗になりました。
ということでイラスト風にする場合はR-ESTGAN 4x+ Anime6Bが良いのではないでしょうか?
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