サ、サッと高速で熟練の検札に感嘆@N700S
昨日、新幹線で東京に帰ってきました。
このところ、というかこの数年、年に何回か新幹線に乗ってますが、乗車中に車掌さんの検札って、しばらくあったことがなかったのでもう検札ってしなくなったのかと思ってました。
自由席でもなかったんだよ。
おっ、N700Sだあ。
N700Sが投入されてしばらく経ちますが、新大阪から先の行先ではあまり運行されてない気が。
N700Sはすごくよくできた車体と思います。
気密性がすごい。トンネルに入るとき気圧の変化への反応を感じる。音は静かで、車体全体でノイズキャンセリング効いてるんだろうかと思う程。
車内や座席は全体にこれまでの新幹線とあまり違い感じないと思うけど、しばらく座ると座席のデキの良さを身体で感じます。
端的にいうと疲れにくい。
シート全体が飛行機のシート並みっていくか飛行機のシートよりデキがいいよなあと思うのです。
シートの絶妙なクッション性と硬さ。
頭部の端のカタチなんかほんと快適。デザインのコンセプトは飛行機のシートからきてると思うんだけど、飛行機のソレよりしっかりしてて、いい感じのホールド性がある。
最初、この座席は見たときは、
うっ、 薄い。
と思ったけど、実は大変よくできた優秀な座席。
窓際の小物置きとか肘掛けとか、座席下のレバーを見ると薄く小さくなってて最初は頼りない? と思ったけど、シンプルで実は質実剛健なデザインと思える。
で、検札。
この数年、自由席でも指定席でも東海道新幹線で車掌さんの検札って会ったことがありませんでした。改札口がしっかりしてるし、ネット購入がメジャーになったので、もう車内検札はなくなったのかと思ってました。
そしたら、昨日のN700Sの自由席で、
「きっぷを拝見いたします」
うわっ、何年振りだろう???久しぶりに車掌さんがきっぷの検札に来ました。そしたら、この車掌さん40才くらいかな。恰幅よい男性。
きっぷを受取ってチャックして押印して返すまで超高速。
マジ速い。
1分で3列15人以上いけてるんじゃないか。
語り口が柔らかく作業が丁寧なんだけど超高速。
いやあ、思いがけず、しばしプロの技に見惚れてました。
車体から半身出てる この車掌さん。
丁寧なのに超高速な検札
熟練のプロフェッショナルでした。
プロの技を堪能~