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岡鹿之助風な景色@パリ

岡鹿之助の絵が好きなのです。
なぜかカナダで感じる岡鹿之助風味の景色をアップしました。すると、そうそうパリでもおなじ風味を感じることがあるぞと思い出しました。

岡鹿之助の絵ははっきりしたモチーフが判然としたいことが多いけど、運河という作品はまるわかり。まぁ、パリ、運河とくればこれですけどね。

運河のモチーフはコレですね
パリ東駅近くのサンマルタン運河

映画アメリの聖地でもあります

岡鹿之助にしかない雰囲気は、
凛としている、素朴、朴訥、澄んでいる 清々しい、清らかと書きましたが、加えて簡素化とかコンビネーションがあって、これがモチーフです!というのは絞りにくいのかなと思います。


だけどナイアガラと同様で、とある建物や構造物が岡鹿之助らしいと思うことがあります。


以下はそのパリ編。

Château de Bagatelle

Château de Bagatelle バガテル城はパリ西部ブローニュの森を抜けた先にあります。このときはブローニュの森ってどんなとこなんだろう、その先には季節外れだけどバラ園とかあるらしいし と出掛けてコレに出会いました。

ポツンと佇んでる雰囲気や色合いがそれっぽい。


このお城というか館はマリーアントワネットやブルボン王朝が関係あるらしい。公園全体はのちの手が入っているらしいけどポツポツと残る建物はそれぞれ雰囲気があって面白かった。


このときはそのあとブローニュの森 バガテル公園からバスに乗ってジャット島へ行こうとしてました。メトロに乗り換えようとしたら駅のある通りを行き過ぎてしまって、次のバス停で戻らなきゃと歩いていて偶然出会ったのがコレ。

Mairie de Levallois-Perret ルヴァロアの市役所。

Mairie de Levallois-Perret

Mairie de Levallois-Perret なんか立派でかっこいいなあと思ったら、ここルヴァロアはエッフェルさんの地元だそうで、パリ郊外のいい町でした。

セーヌ川を渡ってジャット島へ

ルヴァロアがいい感じの町だったのでここでお昼を食べて、その後グランドジャット島へ。川沿いがまた岡鹿之助風味でした。



***
この日は、観光じゃ行かなそうなパリをあちこち巡った一日でした。
朝はホテル近くのカフェで大きなクロワッサンを食べて、

それからブローニュの森を抜けて行ったバガテル公園へ。
バラの季節は過ぎてたけどいいところ。

マリーアントワネットと義理の弟の賭けで
100日以内で作ったお城がベースらしい
バラ園やオランジュリーあたりには
孔雀がたくさん

ふつう〜に寛いでた
オランジュリーでは
文字通りオレンジ栽培中
バラ園では季節外れだったのに
一輪だけ見事に満開

グランドジャット島では名画案内パネルをたどって北半分を散歩。

こんな感じで名画案内パネルがある
オリエンテーリング気分でけっこう楽しい

南側は市街化してるけど、北側は印象派の画家が描いた風景をイメージできて楽しい散歩になりました。

そのあと、けっこう距離歩いたけどちょっと元気が残ってたので、
モンマルトルの2つのバゲットコンクール優勝店でバゲットを調達して食べ比べ。私のなかでは2回やったけどどちらも同じ店に軍配が上がりました。

どちらもおいしいけど、はっきり違う。
お好みで楽しめると思います。

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