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つかのま 夢のようだったヴェネツィアの街角散歩

コロナ禍後に仕事でイタリアのミラノへ行ったとき、半日くらいどこかへ行ける。どこ行こうかなとしばらく思案。

以前やはり半日くらい自由にできるときにローマへ行ってすごく良かったので、そのときにならってどこ行こうかな。 アッシジはちょっと遠いなあ、ピサ、パドバ?と考えて、コロナ禍前にいちど行ったことあったけど再度ヴェネツィアで過ごすことにしました。

そのとき滞在していたボローニャから電車で一時間半ほど。

本土から鉄道橋でヴェネツィアへ入ります。

本土からヴェネツィアへ
ヴェネツィア サンタ ルチア駅からは
車が入れないので、水上バスか徒歩で移動

今回は観光地でなく、脇のほうに行きたいスポットがあったので水上バスは使わず徒歩で島内をてくてく散策。

駅から中心部へのルート
あ、ここ前回も通った
さらにここを行くと
カナル グランデとリアルト橋
リアルト橋の横には
ヴィヴァルディゆかりの教会
その教会の内部
ヴィヴァルディがたしか洗礼を受けたところ
この教会はリアルト橋のたもとにあります
教会と橋の間に水があがってきてる
うわっ、ちょっと水没じゃん
それからリアルト橋を登ると大カナル

いやあ、ヴェネツィアだあ!
実はこの日はどこも雨予報で、それでも選択したヴェネツィアでしたが、なーんと ほとんど雨に降られずに歩き回ることができました。

今回はこの広場にある右手の騎馬像を
見にきました コッレオーニの騎馬像

コッレオーニは日本で見掛けた謎の壁画パネル?にいたく惹かれて、どこの国?なんだろう?としばらく調べたらイタリアのベルガモにあるコッレオーニ礼拝堂と判明して、コロナ禍後にこれを見に行ったらいたく感動して、今回のヴェネツィアのコッレオーニ騎馬像につながります。

いざ行ってみると傭兵隊長として多くの戦果をあげたコッレオーニの騎馬像の横はサンティ ジョヴァンニ エ パオロ教会で奥のおしゃれなのは病院。
病院のファザードがちょっとベルガモのコッレオーニ礼拝堂っぽい。
教会は多くの元首(ドージエ)が埋葬されている由緒正しいドミニコ会の教会だそうです。

コッレオーニ騎馬像の近くで発見した装飾
???なんだコレ???
いちばん上の大きな髭のおじさんはナニ???

中心部のサンマルコ広場あたりではなくこうした街なかをスポットを探しながらしばらくあちこち てくてく散歩。

有名なぐるぐる階段
カナル グランデ沿いの街並み
今は美術館のカ ドーロが運河越しに。
貿易で栄えた頃の大通りだったのでしょう。

スポットからスポットへ細い道を歩いて橋を渡って行きます。

名もない道の橋のうえから見えた景色。
これがヴェネツィア感100%

そんな道から見えた堀端の景色。
よく見ると船着き場の石が水に沈んでます。
水没はけっこう深刻と思われる。

フラーリ聖堂

こちらは島の西側にあるフランシスコ会のフラーリ聖堂。
このあたりは観光客はあまりいなくて、いい感じの歴史的景観って感じ。

フラーリ聖堂近くの教会と広場
いわゆるヴェネツィアの井戸

ヴェネツィアの井戸と広場と教会


実質5時間くらいの滞在だったけど、駅への戻りがけにカナルグランデに掛かる橋を渡りながら、「いやあ、夢のようなひとときだったなあ」とひとりごとでつぶやいてました。 あんまりそうしたことしないんだけど、思わず口をついて出たとおり、ほんと そんなひとときでした。

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