4月振り返り

コンビニに冷やし中華が並び始めました。
冷やし中華を手に取って食べたい気持ちと「まだ4月だよなあ」という感情のせめぎ合いを4回ぐらい繰り返した後に、「また今度ね」と言い残し、隣に陳列していた冷やしぶっかけうどんに持ち替えレジに並びました。
夏の早弁は禁物です。

『タイタニック』のディカプリオのコスプレをした男の人が歩いてました。
巷では私のことを映画好きと認識してくださる方が多い印象なのですが、実は生まれてこの方『タイタニック』を人生で一度も観たことがありません。
「海洋恐怖症」「深所恐怖症」「巨大物恐怖症」という恐怖症を3つ持っているからです。
海、沈没、舟･･･全部ダメじゃねぇか！！！
いつかディカプリオにそうツッコまれるのが長年の夢です。
恐怖症の部分にモザイクをかけようとするとすべてにモザイクがかかると思います。それなら観ない方がマシです。それはもう『タイタニック』じゃなくて『モザモザイック』･･･いや、なんでもありません。上手いこと言えなかった。
とにかくそういうわけで私は観れません。恐怖症を克服するまでは。
コスプレをしてた人は『タイタニック』を観たことがあるのでしょうか。なんだか怪しかったです。

今期のドラマは『アンメット』を見てます。おすすめです。面白いです。
観ようと思ったきっかけは昨年公開された映画『市子』で主役をされていた二人がまたタッグを組むということで、これはまた観たいなと思い拝見してます。早くも「日々の楽しみ」というやつになりつつあります。
思い返せば私は医療ドラマを観たことがありません。『タイタニック』も観たことなければ医療ドラマも観たことない。･･･大丈夫かよ。ま、大丈夫です。生きてはいけます。
本当は医療ドラマは好きじゃないです。上手く言葉には出来ないですけれど、「医療」というテーマがすでにドラマチックなので、ドラマにするのはあまりにもズルいなと思ってました。そのズルさが私には「偽善」とも感じ取れてしまいました。ちなみに芸人の物語を扱ったフィクション作品もあまり好みではありません。結局は個人の好みによりけりです。
キャスティングが本当に良いんですよね。
杉咲花の相手役が若葉竜也なのも最高なんですけど、その二人の間に割って入ってくる岡山天音･･･岡山天音！？
そしてその三人を俯瞰してみているのが千葉雄大･･･千葉雄大！？
世間的な人気からしたら千葉雄大が三角関係のどこかにいそうなのに、あなたは俯瞰して観る側なんだね！？ちゃちゃ入れるのね！？というキャスティングの妙。なにせ岡山天音がめちゃくちゃかっこいい。3話皆さん観ました？とにかくかっこいい。ゴルフのシーン、なーんなの！アレは！
もちろん若葉さんもズルい。ズルすぎる。見事なトライアングルの完成。んもう、たまらないっす。
ミーハー心は抜きにして、毎話内容も素晴らしく面白いです。特に第3話はお気に入りです。それぞれの仕事の上での立場なんて抜きにして、人と人として話してみるって大切だよなあ。

高校の同期がどうやら「某劇団の某怪人は凄いらしい」の凄いらしい側にいるそうです。（そんなに伏せる必要は無いんですけどね、一応。）
つい最近、その某劇団に所属していることを知り、所属しているだけでも凄いことなのに、某怪人の舞台にまで立ち、しかも主要キャストの一人としてキャスティングされていると知りました。率直に驚きました。その子のことはよく覚えています。高校の時のその子を思い返しても某怪人の舞台に立てるのも納得です。個人が特定される恐れがあるのであまり詳しくは話せませんが、元々の才能もあったと思いますけど、努力も人一倍していました。高校の頃からプロ意識が凄かった。高校を卒業してから6年間。その子は高校卒業後も舞台の勉強をして、コロナ禍で大変な最中でも夢を諦めなかった。その結果が某怪人なんだと思います。正直、某怪人の主要キャストに選ばれた話を聞いたときは「負けてたまるか」と思いもしましたが、この6年間の自分を振り返ると勉強はサボり続け、ろくな努力もしていない私が「負けてたまるか」っておかしいよなって思いました。･･･うん、おかしいな。「でも」も「だが」も「しかし」もありません。続く言葉がありません。高校の同級生を誇りに思う感情が情けなく思います。いまは。

4月に観た映画です。少ないです。
WOWOWで何十本もの映画を録画したのですが、一作品も観てないです。積読ならぬ積観です。読み方よくわかんないですけど。

・『このハンバーガー、ピクルス忘れてる。』(2023)
・『愛のゆくえ』(2023)
・『辰巳』(2023)

実は、映画好きが高じてとある映画監督と飲みに行きました。（言ってもいいとは思うけど、一応。伏せすぎててすみません。）
今でも夢のようで、ちょっとでも私の事を気になってくださり、いろいろと個人的な質問をしてくださったのが本当に嬉しくて、いま思い出してまた嬉しくなっちゃって、ああ、こういう人と関わっていきたい、こういう人とたくさん良い物を作りたい、だから飛び込んだんだよなあと思いました。
情熱って悔しさだけじゃなく嬉しさからも湧き上がってくるもんなんですね。
JJ（ジャスミン 茉莉花）を覚えた夜。