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人に言えなかった私の体質

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ちょっと変わった生きづらさのお話。 掲示板で続編公開中。
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人に言えなかった私の体質〈前編〉

あいの欠落物語 my missing story 小さい頃から頻繁にデジャブが起きたり、夢で見た景色を現実で見るというような不思議な体験がありました。 それが起きる度に、家族(主に父)に「今デジャブや。」と報告。 経験を重ねてくると数秒先が予測できることさえあり、頭の中で『そうそう、この後お兄ちゃんがこう言って、ここに歩いて行って、、、』などと未來から現実を追っていました。 そんなことが続くと、痺れを切らして「この後こうなんねん。」と発言し、それに驚いた周りの反応で”

人に言えなかった私の体質〈後編〉

あいの欠落物語 my missing story つづき 数年経って東京に住むようになった頃、思い出したようにコピーライターの友人にそのことを話しました。 友人は「そのCMは商品の良さを主張できていない。味の変化も特徴もアピール出来ていない。それではコマーシャルには出来ないだろう。」とアドバイスをくれました。 確かにその当時放送されていたビールのCMは成分や味の違い、製法についてのアピールがあり、(テレビCMの詳細な時代背景や風潮は把握していませんが少なくとも当時は)

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