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「中京記念」陣営調教後コメントまとめ

今日は、今週日曜日に行われる「中京記念」の調教コメントを
共有したいと思います。
主に追い切り後のコメントです。
様々な方面から、情報を集めて集約しております。
ここでしか、手に入らない情報もありますので
是非ご参考にしたい方は記事を購入ください。

参考記事は下記



※コメントの長さは、有力馬は取材を長く受けているケースが多く
長短があって恐縮です。

※特に、長いコメントだから馬が良いというわけではありませんので
事前にご理解のほどよろしくお願いいたします。
※文章を読み、一部省略している部分もございます。
ぜひご参考にしていただければと思います。

「出走予定馬」

ダノンスコーピオン

安田隆調教師
「状態は変わりありません。
(ハンデは)重いね。仕方ないことかもしれませんが、
59キロはやはり重い

安田調教助手
「(春2戦は)思ったような結果が出ず、ショックでした。以前から右トモの緩さが目立っていました。特にマイルCSあたりからそれが目立ち始めて、安田記念以降はそのケアと強化に努めてきました。その結果、踏み込みに重みが出て、いい意味で力強さが出てきました。

(1週前追い切りは)息はできていますので、右(トモ)の張りや最後の弾け具合を確認しました。まだ多少重さはありました。それは暑い中の輸送を考慮しての仕上げもあります。
(最終追い切りは)上がり重点でしたが、1週前追い切りと比較しても素軽い動きでした。(坂路の最終追いで)11秒台が出ている時はいい競馬をしています。

(ハンデ戦、59キロについては)確かに厳しいですが、それより、ダノンスコーピオンにとって、右トモがいかに回復して全能力を発揮できるかがポイントになります。能力をしっかり発揮できればこの斤量は問題ありません。」

シュリ

池江調教師
「歩様が改善されたことに伴い、動きも良くなってきましたね。暑さは平気。寒い時季は歩様が悪くなってしまうので、今の時季はいいですね。太い感じもしない。関屋記念のようなレースができれば」

兼武助手
「順調に仕上がってきています。落ち着いて臨めれば、しまいの脚を生かせる。力はあるので、かみ合えば」

アドマイヤビルゴ

前川助手
「(前走の谷川岳ステークス14着は)中間、挫跖などもあって、順調さを欠いた影響もあったかもしれません。※デビュー以来、最高馬体重で出走。

(前走後は)先月末まではノーザンファームしがらきで過ごしていました。栗東に戻ってからはしっかりと乗り込んできました。
(1週前追い切りは)同じ厩舎のディヴィーナと併せて、負荷をかけて、気持ちも乗せて、という感じでした。いい動きだったと思います。
(最終追い切りはポリトラックでしたが)暑いので、オーバーワークにならないように、折り合いだけはつけて、うまくできました。いい感じに仕上がりました。いい競馬ができると思います。」

ホウオウアマゾン

池田厩務員
1週前追い切りは、反応が鈍かったのでゴール板を過ぎてもしっかりやりました。これで状態は上がってくると思う。
今週はコースでびっしりとはやらないと思うよ。暑いからね。暑さにこたえている様子はないし、馬は元気。そこは安心している。
前回のオーストラリアの遠征はいい経験になったと思う。道悪でノメったようだけど、馬場が相当に悪くなっていたようだから
左回りで結果が出ていないが、バランスが良くなった今なら大丈夫。GⅢのメンバーなら上位に来てもらわないとね」

ミッキーブリランテ

金羅助手
「元気いっぱい。短期放牧に出して、いい状態。
暑さも問題ないタイプ。右にモタれるので左回りはいいし、この距離もいい。

メイショウシンタケ

千田輝彦調教師
「(中間の調整は)レース後は短期放牧に出して、2週前に帰ってきました。今週で2本追い切りができ、いい感じで来ています。

(今回の条件は)この馬は、競馬場や、右回り、左回り、関係ありません。ただ、いつ走るのか、いつ走らないのか、全く表に出ない馬です。

(ハンデ戦、57キロ)重いから走らない、軽いから頑張る、ということが無い馬です。掴みどころが無く、ファンの方には申し訳なく思っています。

(今年に入って4戦2勝ですが)頑張って走ってくれていますが、何が変わったかといわれても、何も変わっていません。逆に私が教えてもらいたい気分です。このように掴みどころの無い馬ですが、個性だと思って応援してあげて下さい。」

ウイングレイテスト

松岡騎手
「(前走は)美浦の坂路を使えなかったのもあって踏ん張り切れなかった。まあ、体調が良ければ押し切れてましたね。

(2週連続で調教騎乗だが)馬体が減って先週が軽めだったので今週はしっかりやりたかった。坂路を使えて背中の緩さも取れ、今回は臨戦過程の不安もない。行く馬がいなければ逃げてもいい。今回は良馬場でやれそうなのも何より。先週を10点満点の7点だとすると今日は9点かな。前走以上なのは間違いない。能力はあるしコースも問題ないが、(馬場が)良馬場なら良い。」

木場迫助手
「いいですね。動きも良かったですし、走るときの雰囲気だと思います。
この馬のルーチンとして調教は、坂路で乗って追い切りはコースというのが決まっている。坂路を求めて9日に栗東入りしましたが、馬もそれを分かっていますから。少しレース間隔があいていたのもあるし、帰厩当初から体が減っていたので、キープしながらの調整でした。緩さが残っていたことを考えれば悪い内容ではないです。
東京でも勝っているので、中京に替わるところは問題ないです。(松岡)ジョッキーが追い切りに乗ってくれて、手が合っているのが武器。大きいことは言えませんが、うまくかみ合えば、重賞でも。」

サブライムアンセム

藤原英昭調教師
「この馬自身、気性的に乗り難しい面があり、着順にバラつきがあります。しかし、嵌れば能力を発揮してくれます。潜在能力の高さは確信しています。(2着だった阪神牝馬ステークスが)この馬にとっての理想の競馬です。ただ、枠順や馬場状態というところの難しさはあります。

(2週前追い切りが速い時計でしたが)いつも、Cウッドチップコースで、半マイルぐらいから追い切ります。能力はありますが、制御的に難しいところがあります。予定通りではありますが、最終(追い切り)に向けては坂路で調整したというところが前走とは違うところです。

(1週前追い切りは)折り合いが難しい馬なので、騎手よりも調教助手で、折り合い重視で時計を出しました。

(最終追い切りは)時計うんぬんよりも、折り合い重視で、リラックスして走らせることが第一だったので、いい調教ができました。あとは、三浦騎手がゲートを出てうまく嵌ってくれれば面白いレースができると思っています。
(中京マイルは)前走も三浦騎手が乗って、終いが切れそうというイメージを持ってくれたので、条件としては合っていると思います。

セルバーグ

鈴木孝調教師
「この馬は自分との闘い。当日のテンションがカギですね。この中間は張りもいいですし、体調も落ちることなくきています。
前走は不利があった。(直線で挟まれる不利があって米子S12着)
速い時計を持っているので、スムーズに競馬ができれば。」

ルージュスティリア

藤原英昭調教師
「(オープンでの2戦は)川田騎手はいつも正攻法で乗ってくれていますが、大味な馬なので、若干の工夫が必要かと思います。これから調整する計画を練っています。

(中間の過ごし方は)リラックスして成長させて、中京記念を目標に、体力を温存するように来ています。
(1週前追い切りは)福永調教師に乗ってもらいました。「しっかり」という指示で、いい動きをしてくれました。

(最終追い切り)いつもは坂路で仕上げていますが、今回は気持ちよく走らせるということでCWコースでした。最後は、前にいる馬に併せる形で、理想的な調教ができました。いい仕上がりです。ただ、牝馬なので今のところはまだ大丈夫だが、暑さが当日の競馬場でどうか。この暑さですから、レースまで慎重に持っていきたいです。

(中京のマイルは)この条件は良く、狙っていたレースです。
(ハンデの53キロは)魅力的です。
重賞を勝って、秋に向けて大きなところを目指しています。器用さを身につけて欲しいというところでレースに臨みます。」

アナゴサン

吉津厩務員
いつも(放牧明けは)緩んで帰ってくるが、今回はしっかりしている
体の張りもいい。
夏負けもしてないし、カイバも食べてますね。気になるところはないです。
切れる脚はないけどバテることもない。行ければいいし徹底先行タイプが少ないので、2、3番手でもいいですね。前々の競馬をしたい。馬場は、ひと雨あったほうがいい」

カイザーミノル

北出調教師
気性がきついのは変わっていないです在厩しているとイライラしてくるので。ここは気性の成長が求められるところ。今回は放牧先での調整も工夫してもらって、帰厩して10日でレースに臨む予定。馬体をフックラと見せているし、直前にサラッと行う調整がレースでいいほうに出ればいいな。上がり重点で、夏場はおつりを残すような感じにしないとね」

ベジャール

田中博調教師
「大きめに負荷をかけました。帰厩後の良化度が遅かったが正直、いつもよりいいフォームで走れていないかなと。今日は、しまい重点でやりましたが、少し重苦しさがとりきれない印象ではあるので、これで変わってくれれば。美浦は暑いけど馬は元気です。

(中京記念は)賞金的にもダート1600メートルの適鞍がないので、芝のマイルへ。今後のために賞金面を考えてもいい形の競馬になってほしい。芝も左回りのマイルでいいパフォーマンスを見せているので、完全なダート馬とは言えないし、左回りにこだわってここへきた。前走は正攻法の競馬でイメージを覆してくれたし、ハンデ(55キロ)もいい。最終日の(時計がかかる)馬場も魅力」

ワールドウインズ

笹田調教師
「時計が示す通り、動きは悪くなかった。馬場の荒れた時間帯でこの時計なら申し分ない。前々走の内容ならここでも通用する」

ヴァリアメンテ

福永助手
「態勢が整わず、立て直してここへ。休み明けで緩んだ分が今週のひと追いでどこまで上向くか。マイルでうまくタメを利かせて、流れが向くようなら」

ディヴィーナ

松館調教助手
「(前走は)よく頑張ってくれました。これまでなかなかスムーズに運べませんでしたが、やっと強いところを見せてくれました。精神的な落ち着きが出たことも大きいと思います。

(中間は)栗東トレーニングセンターに戻ってきてからも変わらずに順調という感じです。2週前追い切りも雰囲気が良く、1週前追い切りで騎手に跨ってもらった時も動けるなという雰囲気がありました。

(最終追い切りは)いつも通り、精神的にテンションが上がらないように注意しながら調整できたと思います。息遣いも良かったですし、馬がこたえている感じも無く、上手く調整できたと思います。

前走までの具合もずっと良かったが、競馬にいくとテンションが上がって、返し馬で終わっていた。それが前走は、ミルコ(デムーロ騎手)が返し馬からうまく乗ってくれた。前回のように、テンションを上げずに返し馬に乗ってくれれば、自分のペースでうまく運べると思う。何とか賞金を加算したいですね」

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