MoTで使用している機器のお話
はじめに
こんにちは!
株式会社Mobility Technologies(以下MoT)
プロダクトマネジメント本部 クオリティマネジメント部の西部です!
弊社では様々なプロダクトを扱っており、中でもタクシーアプリ「GO」はテレビCMが放送されたり、車両のラッピングなどでよく目にされるかと思います。
MoTにご興味を持っていただいた方も面接やカジュアル面談等で「GO」の話題が多いとよく耳にします。しかし今回は
弊社の他のプロダクトの事も知っていただきたい
と思い、「GO」と連携している機器の紹介をさせていただきたいと思います。
今回紹介する機器構成
「GO」は2020年9月に「JapanTaxi」アプリと「MOV」が統合して誕生しました。
現在両方の機器環境があるのですが、今回は「JapanTaxi」アプリの構成を例にお客様が使用する「JapanTaxiタブレット」、乗務員さんが使用する「乗務員タブレット」、タクシーメーターやこれらの機器を連携する「BTIF」の3つの紹介をさせていただきます。
機器構成
JapanTaxiでは以下のような構成になっています。
JapanTaxiタブレット
助手席後ろに設置された、決済機能付きの広告タブレットになります。
都内などでは採用されているタクシー車両も多く、実際に使用したことがある方もいらっしゃると思います。
今回このタブレットの機能である広告と決済(タブレット右側に決済機を搭載)についてご紹介させていただきます。
広告について
お客様が乗車して走り始めると、広告が再生されます。
広告は地域別、季節などで様々な広告を再生しています。
もし広告がうるさいと感じる場合は「画面OFF」ボタンをタップすることで広告の再生を停止することもできるので、移動中の仕事や友人との会話を妨げることもなくタクシーを快適に利用することが可能です。
決済について
下記のように降車場所に到着すると、お客様が任意のお支払い方法を選択できるようになっています。(画像右)
「GO」から配車した場合は既に乗車場所や降車場所などの情報はもちろん乗務員タブレットに連携されており
目的地に到着したらそのまま降りれるので一番おすすめです!
また車内で走行中にQRでGO Payの受付をした場合も同様にそのまま降りる事が可能です。
※領収書はPDF形式でメールに添付してお送りしております。
クレジットカードはタブレット右側に搭載されている決済機で「磁気」、「IC」、「タッチ」の3通りの決済方法に対応しており、お客様の使いやすい任意の方法で決済できます。
ピンパッドも搭載しておりPINコードの入力も可能です。
※PINコードでなく、サインでのご利用も可能です。
交通系ICカードはタブレット右下にあるタッチパッドで各種交通系ICカードに対応しており、お客様が普段使用している交通系ICカードと乗車した地域を選ばず決済できます。
電子マネーもタッチパッドで各種対応しています。
現在は色々な電子マネーが普及していますが、様々な種類に対応しており、乗車されたお客様は普段使用している電子マネーでいつも通り決済することができます。
※残高が不安な場合、一部の電子マネーでは残高照会も可能です。
現在使用率が上がってきている各種QRコード決済にも対応しています。
スマートフォンに表示されるQRコードをタブレットのカメラで読み込ませたり、逆にタブレットに表示されるQRをお持ちのスマートフォンで読み取ることで決済することができます。
もしお持ちの決済が使用できるか不安な場合は乗車中に「お支払い方法」(画像左)をタップして頂く事で対応しているか確認できます!
乗務員タブレット
乗務員さんが使用するタブレットで主に地図と配車と連携したナビケーション、決済時の操作、決済履歴確認等で使用されています。
今回は配車とナビゲーション、決済時についてご紹介させていただきます。
配車について
「GO」からユーザーがタクシーを呼ぶと、近くの「GO」と連携した機器を搭載しているタクシーの乗務員タブレットに一斉に注文が飛びます!
注文を受け取った時点で詳細情報も連携されます。
また、乗車場所についてもお客様がおられない場合(反対車線にいる等)はお客様と通話する事もでき、ミスマッチを防止する事に一役かっています。
ナビゲーションについて
普段から買い物やドライブでナビを使用する方も多いと思います。
通常の使用で名称や検索でルートを指定することもできますが、メインのナビは上記で紹介した詳細情報を元にお客様の「乗車場所までのルート」と「降車場所までのルート」を連携します。
※念のため本人確認とお客様が乗車された時に降車場所とルートの確認をさせて頂いております。
決済時について
画像では決済完了後ですが、お客様が選択した決済方法が表示されます。
これによりお客様が誤って操作したり、誤決済を防止することができます。
GO Payで決済していた場合は降車場所に到着したら、乗務員さんが操作すると即時決済が開始され、お客様は
そのまま降りるだけ!おすすめです!(2回目)
BTIF
BTIFとはbluetooth interface unitの略で非常に小さいですが、縁の下の力持ちでJapanTaxiタブレット、乗務員タブレット、タクシーメーターを連携させるのがこちらの機器になります。
例を挙げるとタクシーメーターの情報(状態や料金など)をJapanTaxiタブレットに連携、JapanTaxiタブレットの決済状態を乗務員タブレットに連携などがあります。
※他にも色々な連携を行っています。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました!
「GO」以外のプロダクトの事を少しでも知って頂けたら幸いです。
弊社ではソフトウェアだけでなく、様々なハードも取り扱っております。
各機器の連携などもあり非常に複雑ですが、やりがいのある仕事です。
クオリティマネジメント部ではメンバーの意見を尊重し、色々な事に挑戦したいあなたを応援します!
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