ブックデザイン:「外苑祭プログラム」1971年

画像1 1971年「外苑祭」(都立青山高校文化祭)プログラムの表紙:当時2年生でデザイン担当。原画をサインペンとポスターカラーで描いたらそのままきれいに作ってくれました。毛沢東を独裁者の中に入れたことで文革を支持していた同級生に批判されました。前年の三島由紀夫自決には衝撃を受けました。
画像2 裏表紙:字を反転させたところが可愛い工夫です。横尾忠則とか橋本治の「背中の銀杏が泣いている」駒場祭ポスターにモロに影響を受けました。左下のアップルのサインの先見性に注目してください。でもこんな「政治的な」表紙を全くのチェックなしで発行できた、当時の青山高校の自由でのびのびした雰囲気はわかっていただけると思います。(2年前の高校紛争の余波で、先生方も気を使っていたのでしょうが、とにかく高校時代はまあ楽しかったです。)

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