茶碗4

画像1 茶碗4:大きな溝を彫ってみた。古典建築の柱のフルーティングを少しイメージした。
画像2 茶碗4:白い釉薬のうえに緑釉を霧吹きでスプレーした。茶碗3の鉄釉のように斑点にならずに、しっかりと緑が溶け込んだ。口まわりの縁をもう少し鋭くすべきだった。
画像3 茶碗4:フォルムはこのように真横からの目線でイメージし作るのだが、実際は斜め上から眺めるので、側面のデザインがあまり見えてこないところが、なんか納得がいかない。建築デザインの場合は、デザインの見せ場と、実際の見え方・使われ方が一致するようにするので。
画像4 茶碗4:作っている時は、このように逆さまにして一生懸命作業する。その過程の努力と、結果にずれがあるというところが、まあ面白いことなのかもしれない。陶芸の先生からは、お茶碗は内側が一番大切と言われているが、なかなかその「悟りの境地」には至らない。
画像5 茶碗4:素焼きの段階。付け加えておくと、この溝・フルーティングは見ためはあまり目立たないが、持った時の手触りが非常に気持ちがいいのです。

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