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艱難辛苦を乗り越えた、大学生4人による初めての海釣り🐟

釣りド初心者が、初めて海釣り体験をして地獄をみた経験の記録です。

■概要
・12月中旬に、男4人でタイ・イサキ目当てに千葉県館山市の方に海釣りに行きました。
・4人は、大学で同じバレーボール部に所属している3/4/5/6年生。船に乗る海釣りは全員未体験でした。うち1人は寿司屋でアルバイトをしている捌きのプロ。

■スケジュール
1ヶ月前 釣割から漁船予約 12000円
1週間前 船長と電話📞+中古クーラーボックス購入
1日前 ダイソー・上州屋で仕掛けの買い出し

当日
2:00 起床
2:45 家出

まだ真っ暗な2:45。気温5℃。


3:15 4人ピックアップ
3:40 オキアミコマセ 1500円/3kg/人購入
5:20 漁船付近に到着
5:40 船長と対面
6:30 出航

朝焼け。これから乱獲しようと皆意気込んでいる6時15分。

7:00 漁場に到着。船長から餌の付け方や仕掛けの作り方、リールの使い方など、丁寧に説明がありました。

ただこのタイミングで、なんか気持ち悪いぞ? って人が出現。それが作者(6年生)でした。

子供の時から航空機の中で具合が悪くなったり車酔いをしやすかったりと、三半規管が弱い自覚はありました。でも部活で運動してるし、筋トレもして鍛えてるから酔わないだろうという 謎の自信 があったのです。

その後、徐々に気持ち悪さを訴えるメンバーが増え始めました。

船酔いの始まり。

7:30 2人/4人がダウン。まだ開始30分です。今回学んだのですが、船酔いの怖い点は 一度酔うと陸地に戻るまで永遠と治らない ところ。

7:45 3人目がダウン。残り1人は全く酔わず、笑顔で釣りを楽しんでいました。後ほど聞いたのですが、幼少期から曲がりくねった山道を車で通ることが多く、三半規管が鍛えられたとのこと。

8:00-10:00 生き地獄でした。週3,4の部活で鍛えられた強靭なメンタルや胆力が全く通用しない。
海に吐いてスッキリ→船の揺れや餌の臭いでまた酔う→また吐く の無限ループでした。
二日酔いよりも数倍しんどい。こんな苦痛がこの世に存在するのか。まさに艱難辛苦でした。

「艱難辛苦」は、「かんなんしんく」と読み「とてつもない困難に直面し、苦しみ悩むこと」という意味

小学館 https://domani.shogakukan.co.jp/613924

10:30 見かねた船長の判断で、予定より1時間早く帰港してもらいました。船酔いの不思議な点が、
陸地に戻った瞬間に酔いが治る ところ。
皆の顔に生気が戻ってきました。

10:45 船長に御礼を言って、解散。船長も船酔いに慣れるまで2年かかったとのこと。2年間もこんな苦行に耐えてきたのは、尊敬に値する。。

3人がダウンする中、1人が爆釣。
最終的に12匹のイサキが釣れました。

11:30 皆元気になったので、道の駅で海鮮丼大盛りを頬張った。

13:30 帰宅し、捌きタイム。

釣り上げた30cm大のイサキ達。
寿司屋でアルバイトをしている部員の3枚おろし。綺麗。
盛り付けも綺麗。
オシャレに南蛮漬けも作りました。

16:00 白米と共に上の料理に舌鼓を打ち、解散。
皆、当分はどんな困難も突破できそうだという強い心を手に入れていました。

■総括
海釣り中は苦難続きだったけれど、帰路では不思議と達成感があり、後味が良かったです。

自然から食物を得ることの大変さ、三半規管が強い人への尊敬の念、何事も体験してみる大切さ などを感じた1日でした。あとイサキはアジの様な風味で美味しかった。

釣りを趣味にしてみようかなと思う人は、酔い止めを服用して海釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

ご覧いただきありがとうございました😊

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