大人になってクロトリ、ドラクエ、FFから学んだこと

最近昔のRPGをスマホアプリでやるのにハマっている。
クロノトリガー、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー、どれも子どもの頃スーファミやプレステでやってたゲームだ。
その頃はゲームは一日一時間という家庭内ルールがあった。
さらに習い事がある日はその時間も削られ、かなり限られた時間でストーリーを進めなければならなかった。
途中、ボスで壁にぶち当たるとさあ大変。
レベル上げをしたりお金を稼いで装備を整えないといけないが、なにしろ一日一時間ルールに縛られている。
そんなことをしていたら、一ミリもストーリーが進まず一日が終わってしまう。
そんななので無理くりパワープレイで壁をなぎ倒し、いずれそのパワープレイも通用しなくなり、そのゲームからフェードアウトする。
ほとんどのRPGはそうやってエンディングを迎えることなく次の新作ゲームへと席を譲っていった。

しかし、大人になりスマホゲームになるとわけが違う。
まず、時間制限がなくなる。
大人なので仕事や家事をしなくてはいけないが、学校と習い事に縛られていたあの頃と比べるとそんなに拘束されている時間は変わらない。
夜遅くまでゲームをしていても怒られることがない。
そしてスマホなのでどこでも出来る。
通勤や休み時間、すきを見てちょろちょろ出来るのだ。
そうなるとレベル上げも苦ではなくなる。
それどころか、通勤の電車の中はレベル上げの時間、家で集中して出来る時をストーリー攻略の時間とするとスイスイストーリーが進んでいく。
あの頃あんなに苦労したボス戦も危なげなく倒すことができる。
これが大人の力か。

時間の余裕と下準備って大切なんだと大人になって改めて学んだ。