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芸術の都パリに住むべきでない人 パート2

 こちらの記事ではパリに移住してもこういう人には合いませんよ、ということを語っています^^;。

 パリで夢のような生活を期待してる方にとっては大きなお世話だと思いますが、何かのご参考になりましたら幸いです。

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 「芸術の都パリに住むべきでない人」 目次
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 「ビザ取得の手続きがすさまじく大変」
 「あいさつはとても大事」
 「フランス語を中級レベルぐらいまで習得しておくべし」
 「住む場所がみつからない」
 「仕事を探すのが難しい」
 「服装はきちんとしたほうが良い」
 「友達を作るのがとても難しい」
 「いろんな年代の人と友達になるのが当たりまえ」
 「警察を呼んでも来ない」
 「買い物袋は有料」
 
 *上記までの項目は「芸術の都パリに住むべきでない人パート1」をご参照下さい。

 *こちらの記事では以下の項目について言及しています。

 「お客様は神様・・・なわけがない」
 「食事時間に4時間かける」
 「みんな時間を守らない」
 「運転マナーは誰も守らない」
 「異臭問題」
 「パリ人は議論を吹っ掛けたがる」
 「気持ち悪いナンパ男」

「お客様は神様・・・なわけがない」

 客とお店の従業員は対等な立場という考えが強く、お金を払う方が偉いなんて考えは微塵もありません^^;。

 接客時に愛想を振りまくことはしませんし、お客さんのことが気に入らなければ露骨に嫌な態度を取られます。

 買い物に行ったら従業員同士で楽しそうに会話していてそれが終わるまでお会計が出来ないなんてのは当たり前です(--;。

 パリに移住するからには「お客様は神様」という考えは捨て去ったほうが良いと思います。

 ちなみにパリへ旅行しただけの僕の経験ではお店の従業員にイヤな態度を取られたということはありませんでした。

 パリの人は英語圏の人に冷たいと言いますが、もしかするとアジア人には親切なのかもしれません^^。

「食事時間に4時間かける」

 こちらの情報に関しては多少盛っているの可能性ありなのですが、フランス人は食事の時間が非常に長いと聞きました^^;。

 パリの人に限らずフランス人は基本的に食事そのものよりも食事中の会話をメインに考えるために食事の時間を長くとる傾向にあるのですが、もしもパリで地元の人に食事に誘われたらその後の予定は数時間後にいれたほうが良いみたいです。

 また、食事内容も前菜に食前酒にメインディッシュにデザートに・・・という風に順序立てて構成されています。

 食事の品数が多いのもそれだけの長い時間食事に時間をかけて会話を楽しむためという工夫があるそうです。

 「みんな時間を守らない」

 パリの人は全体的に時間にルーズなのか待ち合わせ時間に15分から1時間遅れてくるのは当たり前のようです。

 時間に厳しい人にとっては理解しがたいことかもしれませんが、遅刻するのが失礼という感覚がそもそもないのかもしれません。

 前述しましたように短気な人はパリ移住に向かないのですが、とにかくありとあらゆることに忍耐を持つ必要がありそうです(--;。

 もし時間通り来てほしい場合は実際の待ち合わせ時間よりも30分ぐらい前を告げておくのが懸命だと思います。

 ただ日本人でも時間にルーズな人は意外に多いような気がしますのでそこら辺はパリ人と感覚が近いかもしれません。

 ちなみに余談になりますが、パリの人は相手に時間的な余裕を与えるという意味でワザと時間に遅れる、という考えもあるという話も聞いたことがありますのでもしそれが本当なら遅刻はそこまでネガティブに捉える必要がないと言えます。

 あとこちらはパリの人限定で時間にルーズという意味でしてフランス人が全体的に時間にルーズということではないようです^^;。

「運転マナーは誰も守らない」

 日本でも運転が荒い地域もありますし事故が多発するような所もありますが、基本的には皆交通ルールを守って運転しているかと思います。

 ただ、パリでは交通ルールを守って運転するという概念がそもそもないのか大半の人が好き勝手な運転をします(--;。

 有名な凱旋門の周りをぐるぐる回る円周がありますが、そこはまさしくカオスな状態になっています。

 ですので運転する際は周りのドライバーの様子をよく見て周囲に合わせる必要があります。

 もしくはパリでは一切運転しないと決めてタクシーやバス、地下鉄などの公共交通機関を利用するほうが無難かもしれません。

 ただし、そんなカオスな交通事情のパリでも思ったほど交通事故は多くないという話も聞いたことがあります^^;。

 「異臭問題」

 数か月から数年ほどパリに住むと何となく気づくと思うのですが、パリには健康や精神を害するものが多いです^^;。

 例えば空気の汚染具合がよろしくなく、呼吸をする度になんとなく身体の中まで汚染されていくような感じがします・・。

 それとタバコを吸う人の率も高いです。

 パリの街中でタバコの煙を浴びないで歩くのは至難の業だと思います。

 あとパリの街では地域によってはとても汚く、なんか異臭がするみたいな所もあるので潔癖症の人には耐え難いです(T-T。

「パリ人は議論を吹っ掛けたがる」

 人と言い争うことを好む文化があると言いますか、パリの人は本当に議論が好きです。
 
 喧嘩になるというほど激しくないにせよ、納得いかないことにはとことん話し合う所があります。

 パリの人は自分の意見をはっきり持っていると言えば聞こえは良いのですが、時には反対意見を持っていないことに対しても否定的なことを言って議論を吹っ掛けて面白がる所があるのでタチが悪いです(--;。

 事なかれ主義の人は最初びっくりすると思いますが、パリでは人と議論するのは当たり前だと割り切っていくことをお勧めします。

 ちなみにパリでは人をジロジロ見たり、場合によっては全く見ず知らずの人にでも議論を吹っ掛けるのが当たり前らしく、突然知らない人に服装に関しての否定的な意見を言われて気分を害することがあるかもしれません。

 全くの他人に自分を否定するようなことを言われたら大変失礼だしイヤだとは思いますが、それもパリの文化の一部だということらしいです^^;。

 「気持ち悪いナンパ男」

 女性が一人でパリに移住する際は特に気をつけなければいけないのですが、パリでは結構な頻度で気持ち悪いナンパに遭うと聞きます(--;。

 見ず知らずの男性にやたらとジロジロ見られたり連絡先を聞こうとしてずっとついてくるなんてこともあるそうです。

 また、一昔か二昔前ぐらいに日本でも問題になった露出狂に出くわすことが未だにあるようでして。

 ヨーロッパでは女性を気軽にナンパするようなイメージがありますが、それもネチッこくなく、さわやかなものだと思い込んでいました(^^;。

 ただそれも大きな間違いだったのかもしれませんでしてパリの本当にダメな部分の一つです。

 

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