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原初マグ

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これからの世界はどうなるんだろう?わかりっこない。ならば、今いちど原初に立ちもどり、自分のやりかたで〈わからない〉を楽しむデザインをやってみよう〜!私たちは、札幌市立大学デザイン…
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#リソグラフ

早く年末になれ〜

🌾学会で歌集を編んでもらう  先日学会に行ってきました。学会と聞くと口頭発表のイメージがあると思いますが、私は来てくださった人に歌集を編んでもらうワークショップを行いました。  10月頭にZINEを販売するイベントに持っていったリソグラフの歌集にすごく私らしさや私がその時見ている世界が見えてきたなと感じましたが、いろんな人に手に歌集を取ってもらううちに、もっと読み手が歌に見ている世界をみてみたいと感じたとともに、もっと歌集をや歌を、読み手自身のものにしてほしい!とも考え始

いろ と おと と じぶんごと 

 zineを売るイベントに参加してきました。疲れと酸欠で頭がズギャンズギャンしてる…酸素とステキなzineたちを巡ったデスゲームだった。  拙いものではありますが歌集を2種類作って(休日は卒研系、みずたまりは趣味)、22年生きてきて初めて自分の言葉に値段を付けて、数冊知らない誰かに買ってもらいました。言葉に値段がつくって不思議な感覚…他愛のない友人との会話も独り言も、SNSの呟きだってやりようによっては商品になり得ることに驚いています。もし言葉を生業にしている人になったら(

後書きと共有

 皆さんは、後書きを読みますか?私は読んだり読まなかったり、です。  例えば小説を読み終わった直後、作者の言葉や他者の解釈は「わたし」が読み取った物語の雑音になると思ってしまうのです。正解とか書かれた背景とかは関係なく、自分自身の解釈で作品を楽しみたい。自分なりに物語を噛み砕いて、解釈ができた後に読めば、そういう見方もあるのか〜という姿勢で読める。  こんな面倒臭いことを言っちゃってますが、私の研究は私自身の環世界(私自身と私の周りのものコトとの相互関係)を短歌として詠み、