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最初の第一歩

私の心の成長期

若い頃は現実的なことや後先考えずに本当に怖いもの知らずでした。
国際結婚ってやっぱり荒波です。

パートナーが理解があり協力的だとしても、24時間そばにいてくれるわけではない。パートナーが協力的でない場合、日常生活すらハードル高くなる。言葉が完全じゃないので、微妙なニュアンスがなかなかつかめない。風習や習慣、常識が違う。

そのうえ私は義父母と同居してましたから、高難度な挑戦?でした。
日本の親と同じような年齢なのに、明治か大正時代の人と接しているような感覚。

韓国で生活し始めて4~5年たった頃、ふと右上のほうから自分の姿を見下ろして「ああ、かわいそう…。日本にいた頃はもっと輝いていたのに。もっと笑顔だったのに…」と感じている自分がいました。
その時に「これはまずい」と感じ、なんとかしなくてはと思ったんです。

希望・夢

一番最初に「未来に対する希望を持つこと。私がやりたかったことはなんだったっけ?私が欲しかったものはなんだったっけ?」こういうことを考えました。

やりたいことをするには小さい子供がいるうえ、義父母と同居なので自由がほとんんどない状態だったので、まずは「欲しいものを買う」というところから始めることにしました。

「日本にいた頃、なにが欲しかったんだっけ??」
思い出しました。私はある腕時計が欲しかったんです。絶対買おうと思ってたのに、すっかり忘れていました。カタログを取り寄せて見ているだけでワクワク!

価格を調べ、毎月自分がどれくらい貯金が可能なのか考えました。
1日1,000ウォン、1月3万ウォン。これならおやつやコーヒーなどをちょっと我慢すれば可能な金額。そしたら何年かかるだろう…?
何年かかってもいい!私には夢が一つできたのです。やった~!

この経験・過程は私にとってすごく貴重なものになりました。
心を癒すこと、心と魂の健康と成長」について探求していく第一歩になったからです。

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この時計を見るたびに、「夢は実現する。心の力を信じよう!」と思えます。私のお守りみたいな存在です。


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