試験

長女が中間試験で、ふと調べてみた。

「試」は「し」「こころみる」と読む。

「心(こころ)」「観る(みる)」

それから「言」と「式」も調べてみたら、
「言」ってかなり語源が怖い!

辛と口を合わせてできていて、
言は、もしその約束に違反したときには入れ墨の刑罰を私は受けます、という神への誓いの言葉だそう。
つまり、何となくものを「言う」のでなく、「神様にお告げをする、誓いをたてる」という字で、宣誓するという意味。

まさに「言霊」。

このような誓いの仕方をするのは、裁判や約束を結ぶときに、
自分が正しいこと、約束を絶対に守ることを強く主張するためだそう。
式は「おきて」「きまり」などの意味があるので、ちょうど、うまくマッチングしている。

「試合」や「試練」という熟語からも、厳しさを感じる。

「験」は読み方として「ケン, ゲン, あかし, しるし, ため.す, ためし」などがある。

験担ぎ(げんかつぎ)の「ゲン」だって知ってました???

「縁起」から由来しているらしいのですが、
よくある「語呂合わせ」で

受験や試合など成功・勝利を祈る時は、ステーキとカツ丼(テキ+カツ=敵に勝つ)
鉛筆も五角形がいい!?(五角≒合格)
結婚式などのお祝い事には鯛(めで「たい」)や昆布(よろ「こぶ」)

語呂合わせ以外でも「なんでも右足から」(靴を履く時や建物に入る時など)で験を担ぐ人もいますよね。

この2つの漢字の「ためす」から「感じ(カンジ)」たことは、
なんでも容易く口に出すものではないとはいえ、
もっと本気で本心を言って「試す」べきだと感じたことと、
どんな行動が自らの人生を好転させ、「験担ぎ」となっているのか。

気づいていることはいくつかありますが、
もっと具に診ていこうと思った次第です。

漢字って奥が深くて面白くないですか!

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