「いきなり」ステーキ大量閉店。の今後。
どうも、のぐちです。
今日はいきなりステーキの大量閉店発表について。解説します。
前提に、私はなぜ?
なぜ?いきなりステーキが田舎のバイパスに出店するのか?大商圏ビジネスがなぜ?小商圏に出てこれるのか?
意味が解りませんでした。そもそもステーキをそんなに頻繁に食べますか?って話です。
私は2ヵ月に1回あればいいくらいです。下手したら、半年に1回くらいです。みなさんはどうでしょうか?
今日は、私が考える「いきなりステーキ」の謎に迫ります。
1ステーキビジネスモデル。
そもそも、ステーキ商売ってのは大商圏に限ります。
つまり、100人の街よりも、10000人の街で勝負しよう!って事です。
そのくらい、顧客頻度が少ない訳です。
客単価は高いが、くるお客様の数は少ない。
逆を言うと、「お客様が中々来てくれないから、単価を高くさせて頂きます!」って事なんです。
2いきなりステーキは、なぜ?伸びたのか?
これを、飲食業界で最初にチェーン理論を起こしたのは、
・居酒屋
・回転すし
などです。
コンビニや、ドラックストアと同じ理論で展開されています。
彼らが気にしている数字は坪効率です。
いきなりステーキも、同じ理論で展開を試みたのでしょうが
残念ながら旨く行きませんでしたね。
ここまで伸びた理由は、お金の仕入れ方です。
この展開の速さには、キャッシュフローを高速回転させる必要がありますが
今、銀行の間でも新しいお金の借り方が構築されています。
本当だったら、1憶しか借り入れを起こせないのに、計画次第では
10憶、50憶と借り入れを起こす事が可能です。
彼らは、借り入れをしっかり起こしたが、返済の計画が甘かったというしかありませんし。
売上見込みを過大評価し過ぎ。
全国のいきなりステーキは、なぜ?ココに?
絶対に支持人口も、売上見込み計算もなされていない所へ出店しています。ww
3売上は、出店する前に解る。
起業する人は、多くの人が感違いしていますが、売上はお客様が持ってくるモノですが、その量ってのは出店する前に解ります。
要は儲かる立地というモノは存在して、世の中には
その立地をまとめた、地図が存在します。
私が知る限り、その地図を持っているのは
・ドラックストア・マクドナルド・コンビニエンスストア・チェーン居酒屋です。
彼らは、出店しまくって儲かっている訳ではありません。
この土地に出店すれば、「いくら儲かる!」ってわかっているんです。
時と場合によっては、隣のライバル企業を撤退させる為に出店したりします。※一般的に良く見る構図はコンビニの、これですね。
このように、商圏確保を行い、ライバル店を撤退させます。
こういう無駄な、出店も結構あります。
中小企業だけですよ。
行き当たりばったりの出店計画をしているのは。
大手は、この土地に出店すれば「いくら儲かる」と分かっているので、
「〇〇1丁目のビルの1階は月に600万は売り揚がるな。でも、今は洋服屋が入っている。早く撤退しないかな?」と指をくわえて待っているのです。
もちろん、時代の流れで指示人口などの波はありますので、完全ではありません。私の経験上、計画のおおよそ8割に収まるケースが多いですね。
いきなりステーキは、出店計画が甘かったと思っています。
これから、いきなりステーキは、
大商圏ビジネスに合わせて、都心部や人口がある程度いる街や立地に店舗を残し、成長対策では無く、生存対策を打ってくるでしょう。
でも、今回は業態のニュアンスを間違えると転落するので注意が必要ですね。
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