書き手:村松弘一(GEN世話人)黄土高原をはじめて訪れて30年、その魅力に“ハマった”歴史学者です。
古代から現代まで行ったり来たり、黄土高原の環境と人々の歴史を気ままに語ります。
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年間降水量400㎜ラインのグローバルヒストリーを考える(序章)~黄土高原緑化の意義を考えるために by 村松弘一(GEN世話人)
===================== 黄土高原は年間降水量400㎜ラインにあります。それは農耕の民と遊牧・牧畜の民の境界線でもあります。試みに世界地図でこのラインをみると、現代に至るまでの紛争の場と一致します。それは何を意味するのか。世界から黄土高原緑化の意義を考えます。 ====================== 来る6月15日、GENの総会にて講演をさせていただくことになりました。「グローバルヒストリーのなかの黄土高原」と大風呂敷を広げていますがどんなストーリ