黄土高原史話<20>歴史は先取りする? by 谷口義介
高見GEN事務局長のメールマガジン「黄土高原だより」No.259は、題して「北京の水危機(3)」。中共大同市委の副書記に誘われ、その郷里の河北省平山県を訪ねた時の話です。
胡錦濤氏が中国共産党のトップに登りつめたのは02年11月ですが、最初の視察地として選ばれたのが平山県の西柏坡(せいはくは)。国共内戦中の47~49年の間、中共中央および解放軍総司令部が置かれていた処です。だから、胡氏の訪問に革命聖地詣での意味があったことは確かですが、高見さんは以下のように「勘繰り」ます