コロナ禍の2年間でやったことをまとめる

現在進行系の疫病騒ぎが世に広まってから2年ほど経つ。この2年間、外出して人に会うことが極端に減り、季節感を感じることも少なく、毎日の生活がどうにも平板でのっぺりしてしまっているように感じる。

ややもすれば、コロナを言い訳に何もしなかった怠惰で無価値な2年間だったように思えてしまう。良い節目なので、この2年間でやったことを振り返っておきたい。この記事は、過去を有意義なものとして(半ば無理やりにでも)再構築する試みとしたい。

この2年間(2020年3月~2022年3月)でやったこと

断片的だけれど、思いつく限り書く。

・本をたくさん読んだ

仮にも読書アカウントなので当たり前ではあるけれど、本を読んだ。読書メーターを確認したら、2020年に218冊、2021年には112冊読んでいた。

特に2020年にはお金に関する知識を意識的に仕入れた。そのおかげあって、税制度や保険、資産形成に関しては当面困らないくらい十分な知識がついたと実感できている。

ただ在宅勤務が始まってから、どうにも自宅で本が読めなくなってしまった。なので現状、読書量はだいぶ落ちている。

・同人誌を作った①

お世話になっている彩ふ読書会で、2020年秋と2021年秋の2度、同人誌を作って文学フリマに出店した。何もかも初めての経験で非常に楽しかった。

作成した同人誌は国会図書館に納本した。

・同人誌を作った②

自分を読書沼に引きずり込んだファンタジー小説「バーティミアス」のファンが集まって二次創作する「ファンジン」に短い小説を寄稿した。自分の小説はさておき、単発のお祭りで終えるには惜しいくらい良質な同人誌だったと感じている。

二次創作小説を書くにあたって、原作を読み返した。原作愛が高じて、英語圏のバーティミアス・フォーラムを隅々まで見て、その内容を素人翻訳したりした。

・筋トレの習慣をつけた

筋トレに詳しい友人のおかげで、筋トレの習慣がついた。筋トレといっても、筋肉モリモリを目指すのではなく、最低限の健康を維持するために必要な、ハードではないもの。

・資格をとった

仕事に必要な資格を半年に1つペースで取った。全部合格したのは良かったんだけれど、資格勉強で学んだ技術そのものにはあまり興味を持てていないんだよな。

・入院の経験をした

2020年の夏に、盲腸でぶっ倒れて入院した。入院・緊急搬送そのものが初めての経験だったので、色々得られるものがあったと思う。あと高額医療費制度の心強さを実感した。

・スマブラを頑張った

読書アカウントでこの話をするか迷ったけれど、間違いなくこの2年間を楽しく彩ってくれたことなので書いておく。某実況動画でスマブラに興味を持ち、軽い気持ちではじめて見たらハマった。特に対戦格闘ゲームが好きだったわけではないけれど、今は競技として大真面目に取り組んでいる。いわゆるvip(全プレイヤーの上位5%)に入れたのも自信につながったし、ゲームを通じて、オンラインでいろんな世代の人と繋がれたのも収穫だった。

・資産形成を進めた

外出自粛で大きな出費がなかったことも影響しているけれど、資産形成は粛々と進んでいて良い。読書で得た知識を実生活に活かせている。やっていることは「敗者のゲーム」から学んだ長期分散のインデックス投資で、短期的な株価の上下に惑わされることなく、当初建てた方針通りに積立を進められている。

・やったことをnoteの記事に残した

これが一番大事なことかもしれない。全部記事にできているわけではないけれど「これは記事にしておこう」と思ったものは、未来の自分が理解できる文章できちんと残せている。確認してみたら、この2年間で50本近い記事を書いていた。

自分自身の備忘録にもなるし、読者の役に立つ記事もいくつか書けたと自負している。ネットに断片的な情報がないことについて、自分できちんと調べてまとめた記事は、閲覧数が伸び続けている。ある程度ニッチで具体的な記事ほど需要があるらしい。

noteがサービス終了したときにバックアップとか移行をどうするか問題はあるけれど、noteはすぐれたUIを持つ良いサービスだと思うので、当面は使い続ける予定。

まとめ

こうして書いてみると、まったく何もしていないわけではなかったな。他人を巻き込んだり、何かしらの企画に参加させてもらうと良い経験ができている。

今の情勢の怖いところは、万事に対する「やらない理由付け」ができてしまうところだと思う。「コロナが落ち着いたら」は万能な断り文句だけれど、新しい経験に対して最初から及び腰になってしまうのはよろしくない。今年度はもう少しいろんなイベントに参加していきたい。

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