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妊活#1_タイミング法

結婚、そして妊活

2021年12月、ついに結婚。
結婚と同時にそれまで服薬していたジエノゲストを中断。
夫婦で話し合って妊活を始めたわけではなかったけど、偶然でも授かっていいようにと薬をやめました。

家庭の事情、新婚旅行の都合、そして子宮筋腫による貧血の悪化があり、2022年6月から3ヶ月間レルミナを服用。

2022年10月、夫婦で話し合いいよいよ妊活スタート。

同時にかかりつけの病院で先生にその旨伝えました。
「タイミング法で、自費になるけど卵胞チェックできるからするか?」と言われたのでお願いすることに。
自己タイミング法からスタートでも良かったですが、子宮筋腫や内膜症の経過観察も必要だったので通院でのタイミング法を選択しました。

妊活あるある:生理予定日付近のソワソワ

まーそわそわしました。笑
生理予定日当日になると、今日生理くるかな?来なかったら妊娠の可能性があるかな?
と。

フライングで検査薬をする人も多いと聞きますが、私も1日遅れた時点で検査薬を使用しました。笑

結果は陰性。検査薬使用からしばらくして生理がきました。

ダメだったか〜とガックリきましたが、そう簡単にはいかないだろうと思い、気を取り直しました。
2周期目も同じ感じでソワソワ、そして生理が来てがっかり。
毎度こんなことしてたらメンタル持たないな〜と思い、アプリで生理周期を確認。(10年くらい記録してる)
私の生理周期は平均25日ですが、前後にずれがあり最大3日は遅れるってことに気づいたので、3周期目からは「生理予定日を3日過ぎるまでは期待せんとこ」と思えるようになりました。

タイミング、難しい。

タイミングを取る日が分かっても、夫に伝えるのが難しい!
25日周期の排卵2日前を狙うと、28日周期だった場合に5日前のタイミングとなりちょっと早すぎる。
排卵予定日の3日位前から3回くらい連続でタイミングを持てるといいとは聞くけど、一方で男性のプレッシャーが義務的なSEXで関係がギクシャクするとも耳にするのでこのあたりに苦労しました。

卵子と精子の寿命、知らないよね〜

みなさんは知ってました?
基礎知識ではあるんですけど、私は割と最近(数年前)まで卵子の寿命がたった1日だと知りませんでした。
精子は3日位だと知っていたんですけどね。知識に偏りがあって不思議。

排卵日予測の勘違い

私は先生に卵胞チェックをしてもらい、いつが排卵日か予測してもらっていました。
排卵日の2日前にタイミングを取ることが一番妊娠しやすいとは聞いていたのですが、ズレる可能性も考慮して、予想される排卵日の前日と翌日にタイミングを取ることが多かったです。

タイミングを病院で見てもらう意味って、「卵胞のサイズから排卵日が予測することで、取るべきタイミングが特定しやすい」なんですよね。

ここちゃんと理解してなかったの、私。

排卵時の卵胞サイズというのがあって、エコーで確認したときの卵胞サイズと卵胞の成長速度から計算していつ頃が排卵日って予測を立てるのね。
先生、実際の電卓叩いてたし。

けど、私は「私は排卵日がずれやすい」って思い込んでいたので、先生が教えてくれる排卵予想日をベースに、さらに25周期か28周期だった場合の排卵日も考慮してしまってた。
もちろんエコーで見てもらっても計算通りに排卵するわけじゃないから、考慮すること自体は別に構わないと思うけど、「排卵日がズレやすい」ってことにちょっと囚われすぎていて、先生の予測してくれる排卵日を少し軽視してたと思う。

とても反省。

ベースはエコーで確認した排卵予想日で。
考慮するとしてもMAXずれの28日周期の場合、で良かったと思います。

タイミングは排卵日の何日前か

生理が来てみて逆算すると、排卵日の前日か当日にタイミングが取れていたのでタイミング的には悪くないと思っていたのですが、今思えば、ちょっと間違っていたな〜と思います。
妊娠しやすいのは排卵日の2日前と言われているけど、前日当日でも大丈夫だろうって勝手に思っちゃってたんですよね。

あとあと気がついたんですが、精子が卵管までたどり着く時間を考慮すると、当日のタイミングではちょっと遅い。
前日なら大丈夫かもしれないから妊娠しやすいタイミングであることは間違いないんですが、精子がどれくらいの時間で卵管にたどり着けるかわからない&3日の寿命&1日の卵子の寿命から総合して、「排卵予定日前3日間位は連続でタイミングが取れると良い」って言われているんだなって。
考えてみればわかることだけど、ちゃーんと理屈を理解してないと勝手な解釈をしてしまうこの性格はちょっと直さないとなと反省しました。

でも一応、先生指導の「○日か○日あたりがタイミング」と言われたその範囲で調整していましたけどね。

凪の時期を超え、焦りの6周期目

生理日付近のソワソワする気持ちを抑え、割と早い段階で心の落ち着きを取り戻した私。
そもそも子宮内膜症があるから妊娠しづらいだろうという予測も、私を楽観的にさせてくれていました。

ただ、なんていうんでしょうかね。
年齢もアラフォーだし都心に住んでいるしで、不妊や不妊治療に関する情報が溢れていて「6周期ダメだったらステップアップ」というのがぼんやりと頭にあり、淡々と3周期、4周期と過ごしていても、6周期目がダメだったときに「いつまでタイミング法をやるのだろう?」と疑問に思い始めたんです。

「先生、次7周期目ですがタイミング法はいつまでやるんですか?」
「通常は3〜6周期くらいで、それ以降はご夫婦の意向によって何回でも…」

えええ〜?そ~ゆー感じぃ!?!?!?

噛み合わないコミュニケーション

35歳を超え、自分の妊孕力が不安になってからちょこちょこと先生に相談をしていました。
例えばブライダルチェックのような検査ができないのかと訪ね、その病院でできる検査を行ってもらいました。
AMHが低いとわかったときには、先生も急いだ良さそうな雰囲気を出していた。
(治療との兼ね合いもあるので)いつから妊活していいのかとか、体外受精は考えていないとか。
まとめてお話をしたことはないけど、通院のたびに質問したり意向を伝えたり(したつもり)。

通っていた病院は普通の婦人科だったんですが、「不妊治療の範囲は人工授精まで」というも私の希望と一致していたし、先生自体の専門が不妊症だったし4年以上診てもらってたし…と、この先生に継続してお願いしても大丈夫だと思っていたのですが、いざ妊活が始まってみると先生からの具体的なアドバイスや妊娠に向けてどうしたら良いかの話がない。

妊娠って結果論なので、タイミングが合ってても夫婦ともなんの異常がなくても妊娠しないことはあるって分かってはいたけど、そもそも私は疾患があって、さらにAMHも低いのにこのままでいいのかと疑問に思い始めた6周期目であの会話。

わーん、ショックだよぉ〜。
「タイミング法は通常3〜6周期」って、6周期が見え始めた時点で言ってほしかったよ〜!!

妊娠できない理由があるなら知りたい(=検査がしたい)と思い、検査の一つとして精液検査はしなくていいのかと聞いたけど、「男性は作り変えられるから・・・」と。

夫の年齢や基礎疾患を伝えていたんですが、それでも積極的にはやらなくても良いと思う理由は何だろう。
やりたければやらせてくれたと思いますが、妊活が始まってからというもの先生からのアドバイスは何もなく、モヤモヤは募るばかり。

「ステップアップとかはないんですか?」と訪ねたところ、「当院では体外受精ができないので、希望があれば関連のクリニックを紹介できますが…」と。
そうは言われても、体外受精は考えてないし・・・

はて、どうしたらいいものか。
といいうか、人工授精って話にはならないの?とうっすら疑問に思いつつも、先生とのコミュニケーションに限界を感じて帰宅の途につきました。

そして転院へ

不妊治療を経て出産した友達に相談したところ、先生がのんびりしているように見えるから、genmaiが転院を考えてるならそうしたほうが良いのではないかと言われた。

まー、そうですよね。

その友人は、年齢や今後のキャリアや人生、もし治療となった場合に時間がかかるかもしれないこと、そういった色々なことを考えても、モヤモヤしているなら他の病院で相談してみたらいいと思うと言ってくれました。
私の希望がそうだったので背中を押してくれたとは思いますが、その言葉をきっかけに転院を前向きに考え、8周期めの卵胞チェックのタイミングで転院したい旨を伝え、その翌週に転院となりました。

転院してから思うこと

転院後、前の先生とのコミュニケーションを振り返ることが多いです。
私の勉強不足、思い込みもたくさんあったし、一方で先生も私に基礎知識がある前提でコミュニケーションを取っていたんじゃないかと思ったりもします。
もし、あのとき私がこれを理解していたら、先生の言った言葉の意味はわかる(気がする)し、なぜタイミング法を続けるだけだったのかもわかる(気がする)。

今思えば、もっと自分からこれができていれば違ったんじゃないかと思うことも多いけれど、先生に求めて良いなら、もう少し具体的で丁寧な説明をしてほしかった。。
検査ばかり要望していた私だから、しっかり説明をしなくても理解するだろうという印象を与えていたのかもしれない。

でも、転院してみて「先生との相性」ってものもものすごく実感したので、このあたりの転院後のことはまた別の記事で書きたいと思います。

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