第28回秋華賞総括&第84回菊花賞1週前追切注目馬
どうもゲンコツでございます
これまてはウマニティの予想コロシアムで予想だけを投稿していましたが、
高松宮記念からnoteで追切チェックを書き始めました
(ゲンコツで検索すれば出てくると思われます)
秋華賞の追切チェックの記事はコチラをご覧ください
秋華賞の追切チェック、ウマニティでの印、成績を振り返ると、
【高評価馬】
☆☆△05ドゥーラ 4着
☆☆▲15ヒップホップソウル 9着
☆☆△04コナコースト 8着
【ジョーカー馬】
☆★○06リバティアイランド 1着
☆★◎12ドゥアイズ 10着
【危険馬】
★★…12ハーパー 3着
★★…14モリアーナ 5着
リバティアイランド、そしてこの馬に携わる関係者の方々、
牝馬3冠達成おめでとうございます
直線だけで他馬をごぼう抜きした桜花賞
好位から抜け出して、府中本町まで楽々に駆け抜けていきそうなオークス
そして今回は4角で勝負付けして、直線では流した秋華賞
まだ3歳というのにも関わらず、どんなレースでもできるというのが、
この馬が非常に素晴らしいと言わざるを得ません
今回の秋華賞のペースは以下の通り
2:01.1 12.2-11.1-13.1-13.0-12.5-12.9-12.3-11.6-11.0-11.4 (36.4-34.0)
稍重とはいえ、ここまでタイムが遅く、
上りが速い決着になるとは思ってませんでした
その理由は間違いなく、
コナコーストが逃げざるを得なかったからでしょう
実は雨が降るまではコナコーストは本命候補でした
高速馬場適性があるこの馬なら、
桜花賞のような展開に持ち込めるのではと思ったからです
しかし、当日までに色々調べてましたら、
コナコーストはどんなに展開が向いても押さえが限界と判断しました
注目の一頭の記事でも触れましたが、
キタサンブラック産駒は、特に牝馬は距離延長に弱いだけでなく、
ゆっくり回れる東京や阪神、札幌での成績が他場より成績が良いことから、
小回りを始めとした曲がりづらいコーナーがが苦手ではないのかと思ったからです
鮫島駿騎手がレース後談話でこう語ってました
4角の出口で(後続を)突き放すイメージでしたけど、
勝った馬に一気にのみこまれたので、
そこで気持ちや体力をそがれてしまいました
やはりキタサンブラック産駒は東京や阪神などで狙うのが賢明なようです
他のキタサンブラック産駒も力を出せずに終わりましたが、
最近秋華賞につながる紫苑Sで2着ということで期待していたヒップホップソウルも全くいいとこなく終わってしまいました
長距離輸送の壁は厚かったこともありますが、
もしかするとキタサンブラック産駒は昇級やクラスの壁に弱い?
この理論はまだまだ研究余地がありそうです
ペースの話に戻して、前半1000m61.9秒、後半1000m59.2秒という、
阪神開催はともかく、京都開催時の秋華賞では、
なかなかお目にかかれない想定外のスローペースになりましたが、
過去の京都開催の秋華賞で後傾ラップになった年の勝ち馬を調べると、
アーモンドアイ、ヴィヴロス、ジェンティルドンナ...
なんと2頭が三冠牝馬ですが、牡馬牝馬関係なく3冠が掛かったレースで、
尚且つ鞍上がリーディング騎手ならスローになりがちとはいえ、
府中や海外のG1でハイペースになることなんてほぼないので、
そのまま結果が反映されるのでしょう
リバティアイランドは世代性別を超えて強くなりそうですが、
あのガッチリした馬体と3頭とは違って捲りで勝ったことで、
すでに馬が完成されているのと今の段階での距離延長には不安をよぎりましたが、
私は人気馬には厳しいので杞憂に終わると思います(苦笑)
そして気になるのは2着以下の馬たちです
2着マスクドディーヴァは上がり最速33.5秒のキレ味で、
リバティアイランドに0.1秒差まで詰め寄りました
トライアル軽視の時代でローズS、秋華賞で連続連対すること自体すごいことですが、
後傾ラップで最速上がりを出して勝ち馬に0.1秒以内だった馬を調べると、
スターズオンアース、ファインルージュがおり、
この馬も古馬でまだまだ活躍してくれることでしょう
危険馬に指名したハーパーが3着に残りました
この馬の安定感はジェンティルドンナが牝馬3冠の時に全て2着だったヴィルシーナをよぎりますが、
リバティアイランドとの差は桜花賞と同じ0.5秒差ですので、
この馬が安定して強いというより、他の馬が力を出せなかった、
出走馬のレベルの差が大きかったと言わざるを得ません
注目の一頭に挙げたドゥアイズですが、速い上がりに対応できずに終わりました
そして距離適性や調教内容でまだ擁護する余地はありますので、
次走はどこになるか、追切で併せ馬をやるかどうかに注目したいと思います
続いては菊花賞の1週前追切注目馬です
菊花賞の1週前追切注目馬は、
リビアングラスです
この馬は菊花賞展望でも紹介しました
今回は調教内容についてですが、
ほぼ栗東坂路ばかりで調教を積んできたこの馬が、
前走阿賀野川特別とは違い、栗東Cウッドでも速いタイムを出してきました
2週前は全体タイム87.3秒ではありますが、残り1ハロン11.4秒と追われ、
そして1週前は3頭併せの真ん中でしっかり先着し、
全体タイム78.7秒という超抜タイムを出すほどです
残り2ハロンからのラップが11.8-11.8で、この馬の粘り強さが現れています
そして同じような追切をしているのがサヴォーナです
この馬も栗東坂路ばかりで調教を積んできましたが、
1週前に栗東Cウッドで併せ馬に先着し、
馬体重のデカさもあり迫力のある動きだったのですが、
全体タイム82.9秒、残り2ハロンからのラップが11.8-12.2で、
リビアングラスと違って上がりがと掛かってしまいました
もし高速馬場でリビアングラスのマイペースで逃げられたら、
余程のステイヤーか、キレ味がすごい馬でないと、
そう簡単には捕まらないと思います
今回も読んでいただきありがとうございました
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