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第84回皐月賞追切チェック

どうも、ゲンコツでございます

最近競馬とプロレスで辛いニュースが続いていますが、悲しみに浸りつつも競馬もプロレスも動いていますので、
わたしにできることは元気な限りは応援するのみです

今日は拳王選手対清宮選手のシングルマッチが純粋な戦いではなく、ウザイ先輩対今どきの若者という世代遺恨マッチに昇華させたことで、
これまで以上に盛り上がりがハンパないことになりました
(これを期に動画配信レッスルユニバースにも加入しました)

拳王選手対清宮選手の素晴らしい試合が終わってなんとか書き上げた時に、
終わり良ければ総て良しでいいのかと

騎手や厩務員の安全や環境について改善できるところは改善してほしいですし、
プロレスに関しては引退後の補償みたいなことをいつになっても整備できていないのが...

前を向くことが大前提ですが、やるべきことはやってほしいと思っておりますし、
それが苦手、いや逃げてるのが私も含めた日本の現状だと思っております


それでは皐月賞の追切チェックを行いますので、今回もよろしくお願いします


追切チェックの評価マーク

高評価☆ 危険★ 急上昇☆彡 一か八か☆★


【人気馬】

☆彡シンエンペラー

1週前は栗東Cウッドで同厩で皐月賞に出走するミスタージーティとの豪華な併せ馬を行い、
ミスタージーティに劣勢でしたが、追切タイムからラスト2ハロンの決め手比べに負けただけですし、
そして今週の栗東坂路での追切は、馬場の真ん中をブレずに加速ラップで駆け抜けていきましたので、
休み明けを叩いてもう一段階上のデキになったと思います

鞍上が一度も定まらないことが不安ですが、それでもテン乗りで全て連対していますので、
馬券圏内ならこの馬が一番近いのではないでしょうか


★ジャンタルマンタル

この馬はずっと栗東坂路で追切を行っているのですが、
1週前はしっかりタイムを出して、当週は馬なりで流しつつも、最後1ハロンだけ加速する追切を行います

ただし朝日杯FSは当週で速いタイムを出しましたので、ここが勝負調教だったのでしょう

今回は共同通信杯以来のレースで、3/23からタイムを出しましたが、
馬なりで速いタイムを出したのが4本ですが、全体タイム53秒を切ったのは1本もありません

こんなにタイムが遅い追切はデイリー杯以来ですが、そのデイリー杯は勝利したとはいえ、
今から考えると相手が弱かっただけに、
私はNHKマイルCや安田記念まで見据えた仕上げのような気がしてなりません

ただ追切での挙動はいつもと変わりませんので、それでも3着には来る可能性はありますので悩ましい限りです                                                        


★レガレイラ

ホープフルSは直線だけで他馬を圧倒するキレ味を発揮し、牡馬相手にGⅠ勝利する末恐ろしい牝馬です

美浦Dウッドでの1週前追切は、併走馬がかなり追われているのに対し、
この馬は馬なりで涼しい顔をしながらラスト1ハロン10.9秒を叩き出し、
相変わらずとんでもないキレ味です

今週の美浦Dウッドでの追切も馬なりで流すような動きながら、ラスト1ハロン11.3秒とキレにキレてます

ただラスト3ハロンや2ハロンのタイムで他馬と比較するとそこまで速いわけではありません

レース本番で今回初騎乗の北村宏司騎手はどこまで追い出しを我慢できるのでしょうか
私はシンエンペラーのような持続力がある馬と違い、テン乗りでこの馬を動かすのはかなり難しいと思います


☆彡ジャスティンミラノ

共同通信杯で朝日杯FS1,2着馬を破り、一躍この世代のトップクラスに名乗りを上げました

共同通信杯では2週前、1週前で栗東Cウッドで2週連続の3頭併せで一杯に追われる猛稽古
さらに当週は栗東坂路で追切重視の追切でよれながらもなんとかこなし、
友道厩舎の英才教育に見事に耐えたことで、一気に成長できたのでしょう

今回は3/9からタイムを出し始め、前走同様2週前、1週前に栗東Cウッドで速いタイムを出し、
特に1週前にラスト2ハロン22.2秒を叩き出し、このメンバーでダントツトップです

今週は栗東坂路で折り合い重視の追切で、馬場の真ん中をまっすぐ駆け上がりましたので、
共同通信杯からさらに成長し、さらにもう一段階上のデキになりました

あとは厳しい流れにどのようなレースをするかですが、
私は友道厩舎で皐月賞と言えば、マカヒキ、ワグネリアン、ドウデュース、
3頭のダービー馬はいずれも皐月賞では後方から追い込むレースをしてきましたので、
この馬も同じようなレースをしてくるのではないかと思っておりますが、
問題はこの馬自身が皐月賞、ダービーを連勝できるのにふさわしい馬かどうかです


★ビサンチンドリーム

きさらぎ賞の栗東Cウッドでの追切では折り合いが悪く、途中併走馬に待ってもらいながらも併入という、
こんな追切で大丈夫かと思いましたが、レースでも最後方からレースをし、直線入口でもモタモタした動きで大丈夫かと思いきや、ギリギリ差し切って勝利し、
この馬はまだ追切やレースというのを理解していない気がしてなりません

それから2カ月、皐月賞に向けて変わったのでしょうか

3/20から時計を出し始め、強い追切は1週前の栗東Cウッドでの3頭併せ(先着)のみで、
今週の追切はきさらぎ賞同様、途中でまた併走馬に待ってもらいつつ、
最後は併入と動き自体あまり変わっていません

相変わらず前進気勢がなく、今回も後方待機なのは間違いないでしょう
ただ気性は良くなりましたので、もっと距離が伸びた方が良さそうです


【1週前追切注目馬の今週の動き】

★ウォーターリヒト

1週前追切注目馬の記事はコチラをご覧ください

使い詰めでもう上り目がないと思っていましたが、1週前の栗東坂路で思っている以上にいい動きでした
てっきり今週も栗東坂路での追切だと思っていましたが、まさかの栗東Cウッドで追い切られ、
控えめに追われる併走馬相手にほぼ馬なりで先着したことはいいのですが、
動きもタイムも地味では調子を維持するので精一杯といったところでしょうか

皐月賞はウッドコース中心で追切を行ってる馬が圧倒的に有利なレースですが、
ウッドコースで追切を行った他馬と比較できてしまったことで、評価を下げるという皮肉な結果になりました


【ゲンコツの個人的に気になる馬】

☆★メイショウタバル

毎日杯を逃げ切て圧勝しましたが、中2週で皐月賞に挑戦というキツイローテは今の競馬で大丈夫なのでしょうか

1週前の栗東Cウッドでの追切は馬なり単走にもかかわらず、全体タイムは78.5秒というとんでもないタイムを出し、
今週の栗東坂路での追切は毎日杯同様フラフラした走りで大丈夫なのでしょうか

ただこの馬のポテンシャルの高さは追切では計れないと思いますし、
追切で内埒に頼るような動きを見せましたが、2番枠を引けたことでレースはしやすくなっただけに、
この馬に流れが向いている気がしてなりません


☆コスモキュランダ

美浦Dウッドでの1週前追切は実戦さながらの3頭併せでビッシリ追われ、
全体タイムは自己ベストの80.2秒を叩き出し、特に上がり3ハロンが35.5秒と実戦さながらの激しい追切でした

今週は同じ美浦Dウッドでも併せ馬でも馬なりで余裕を持って併入と、
モレイラ騎手も初めて跨って、じっくりこの馬の感触を確かめられてよかったのではないでしょうか

ステレンボッシュに比べると展開や枠順にも左右されそうな馬ですが、調子自体は全く問題ないはずです


☆★アーバンシック

この馬は皐月賞トライアル総括で、トライアルに出走していない馬の中での注目馬に挙げましたが、
京成杯でヒヤヒヤするようなレースをして2着になった素質の高さから、
追切では本数やタイム以上にどこまで気性が良くなっているかに注目しました

美浦Dウッドで速い追切3本、坂路でもしっかり乗り込まれ、
タイムも1週前の美浦Dウッドでは自己ベストを叩き出すほど、順調に乗り込まれていますが、
肝心の気性面も京成杯に比べだいぶ良くなりましたが、
ラスト3ハロンの追切タイムは京成杯の当週追切の方が0.1秒速く、
京成杯の時のようなコーナーで差を詰めるような追切ではなく、直線で追い込む追切になったことが若干気になります

昨年冬から中山芝コースは超高速化してますので、直線だけでごぼう抜きできるような展開の助けが必要です


☆彡シリウスコルト

ホープフルSでの追切チェックで☆彡の評価をしたこの馬でしたが、中団からのレースで伸びず6着に終わった時点で、
やはり芙蓉Sは低レベルレースかと思い切り捨てましたが、まさか弥生賞で逃げて3着まで粘るとは思いませんでした

美浦Dウッドでの1週前追切でしっかり追われ、全体タイム79.9秒は自己ベストを叩き出し、
併走馬相手に遅れそうになりながらも最後は併入に持ち込んだ根性は素晴らしいです‼

2歳の頃とは動きが全く違うのは、デビュー時は448㎏の馬体重が今では480㎏前後まで増えたからでしょう

今週の美浦Dウッドでの追切は単走でしたが、折り合いバッチリでしたので、
前回逃げた経験ともう一段階上のデキなら、レースの展開次第で一発あってもおかしくありません


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今回も読んでいただき、ありがとうございました

また次回もよろしくお願いします


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