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第84回桜花賞総括&第84回皐月賞1週前追切注目馬

どうもゲンコツでございます
桜花賞の予想記事はコチラをご覧ください

ウマニティの予想はコチラをご覧ください

【高評価馬】 ステレンボッシュ 1着
【ジョーカー】イフェイオン 11着
【危険馬】  コラソンビート 16着



☆外差しがさらに進んだ理由


1:32.2(12.5-10.8-11.2-11.8-11.8-11.4-11.2-11.5)

正直このタイミングで総括記事を書くことが非常に萎えております
予想から馬券購入、そして他のnote作者の方の総括記事が凄すぎて、何から何まで私は持っていないと落ち込むばかりです

まず前日の阪神牝馬Sで外差しが目立っていましたが、
桜花賞は今年の馬場コンディションなら、マイルより長い距離適性が問われるのと、
先行馬は直線でいいポジションを通れるから決して外差しで決まるわけではないと考えましたが、
逃げたショウナンマヌエラを追いかけてずっとマークしていたエトブプレセキトバイースト
そしてその流れに付いて行った各馬の馬群が散らばることはなく、
逃げたショウナンマヌエラが内埒をもう少し開けて走ることさえもできませんでした

当然直線内を取った馬たちは軒並み凡走し、外からの差し馬に恵まれる展開となりました

前半1000m58.1秒は昨年が57.6秒、一昨年が58.8秒、そしてソダシが勝った21年が56.8秒、
決して速いペースとはいえないのに逃げ先行馬や直線の内側を通った馬が凡走したのは、
阪神Bコース「2週目」というのを正直舐めていました

京都改装時の方が阪神競馬場の連続開催が長いにもかかわらず、近年は高速決着連発でしたので、
ここまで外差し決着にはならないと完全に舐めており、この結果は大変申し訳なかったと思っております


☆説明しづらいので各馬ごとにまとめてみた

今回文章で説明しづらかったので、各馬ごとにまとめてみました
むしろこの形式の方がわかりやすいかもしれません

1着ステレンボッシュ

高評価馬にしたものの、もし多頭数で揉まれたらマズいと思いましたが、
さすがモレイラ騎手、私の不安を見事に解消した騎乗技術と位置取りでした
自らは2歳女王アスコリピチェーノをマークし、逆にこの馬をマークしているような「有力馬」はいませんでした

直線入口で外に膨れたアスコリピチェーノを弾き飛ばし、あとはまっすぐ追うだけの簡単な作業
しかし、直線までの1200mでやるべきことを全て片付けたからであって、
夏休みの宿題をお盆までに終わらせて、あとは夏期講習で受験勉強を始めるような用意周到さです
なぜあとは遊ぶだけと表現しなかったかというと、この馬はこれまでゴールするまで激しく追われており、
しっかり追わないとダメな馬で、そこまでキレのある馬ではないと思っております(もちろんレース展開もありますが)

折り合いもバッチリでしたので、当然オークスでもこの馬が最有力だと思いますが、
もしこの馬が負けるとすれば、最後にこの馬をマークしてキレ味の差で差されるぐらいしかないでしょう

しかし今年からずっと言ってますが、単勝をどうして買わなかったのか
今の私に4.3倍の単勝を大きく張れる自信はありませんでした
これが不調なのか、単純に金がないだけなのか


2着アスコリピチェーノ

休養中の熱発でようやく仕上がったようなデキなら3着までだろうと思っていました(本音:配当的に面白くないから3着以下になってほしい)

ステレンボッシュのところでも書きましたが、たった一瞬のミスで惜しくも負けはしたものの、
直線で巻き返す脚が残っていたことに驚きました

このシブとさは母母のリッスンが効いているのかなと素人目に思ってしまいましたが、
だったら距離延長が不安なダイワメジャー産駒でもオークスもいけるんじゃないかと思ってしまいました

はあ、今年の樫も堅いんでしょうかね


3着ライトバック、4着スウィープフィート

なぜこの2頭をまとめたかというと、エルフィンSの1,2着で、今回どちらも最後方で脚を溜めた馬で対照的なレースをしたからです

3着ライトバックはとにかく馬のペースを守り、他馬に揉まれないレースを心掛けていました
これは揉まれると力を出せないキズナ産駒の牝馬にとって大正解です

私は坂井瑠星騎手といえば、逃げ先行、内を狙うことにこだわる騎手だと思ってましたので、
また一つ坂井騎手は成長し、私も高い勉強代を支払ったと思うようにします

一方4着スウィープフィートも最後方からのレースでしたが、
直線入口では外に張っていった後、馬群から抜け出すタイミングを狙っていました
しかし狙えるようなスペースは見つからず、結局外へ切れ込むことに
その分追い出しが遅れてしまい4着が精一杯でした

この2頭の上がりの差は0.2秒ライトバックが上回りましたが(しかも上がり最速です)、
私はキレ味なら互角、いやスウィープフィートの方を評価したいですが、これはあくまでキレ味の話

外が伸びるのに一旦内を狙おうとしたスウィープフィートは、まだ気性難や距離不安を完全に拭えたかどうかは、
オークスの調教、パドック、いやファンファーレ後の大歓声までわかりません


8着クイーンズウォーク

不利な内枠でもいい着順を狙うのなら、最後方からレースを進めてこの馬のキレ味を引き出すのもアリだと思うのですが、
川田騎手は8番手の内側で正攻法に徹し、直線でも外に出す素振りも全くありませんでした

川田騎手、中内田厩舎にとって桜花賞はオークスに向けて完全に試走、1頭だけのオークストライアルだったわけです

ただ私はキズナ産駒とはいえ、半兄がグレナディアガーズという血統で、
本当に距離延長大丈夫とは思えないですし、
追切でもオークスに向けて折り合い重視で併走遅ればかりしていては、
競走馬にとって本当にいいのかわからなくなってきました(馬自身は多分なにも思ってないでしょうけど(笑))


11着イフェイオン

パドックではすごい迫力でしたが、休養明けなのにマイナス8㎏が不安に思いましたが、
スタートからずっと掛かっていて、ゴール前伸びずで、パドックの前から終わっていたのかもしれません

ただ、元々気性難で桜花賞惨敗したラヴェルがオークスで4着まで巻き返しましたので、
血統的にこの馬も延長は向いてますので、なんとか頑張ってほしいものです


13着チェルヴィニア

この馬が素質No1だと思っていましたが、まさかここまでいいとこなく終わるとは...
直線までは前々でいい感じでしたが、直線では外に行こうとしたり、他馬にぶつけられたり、散々なレースでしたが、
これまでの温いペースと違って、厳しいペースで対応できなかった結果でしょうか

ただアルテミスSを確認すると、道中は馬群の中にいても折り合い、
直線では進路が開いたらエンジン点火、一気に前を捕らえブレずに馬場の真ん中を突き抜けました

こんな走りができるのならオークスはまだ諦めきれません
というか、まだ私はこの馬がこの世代No1だと信じています


それでは大阪杯の1週前追切注目馬について発表します

桜花賞の1週前追切注目馬は、
ウォーターリヒトです


皐月賞はウッドコース中心で追切を行ってる馬が圧倒的に有利なレースです

その理由が栗東よりもウッドコースで追切している割合が高い関東馬がこの数年圧倒しているということもあるんですが、
実際今年もウッドコースで1週前追切を行った馬の動きが派手でその中から探そうと思いましたが、
栗東坂路で追切を行ったこの馬の軽快な走りにビックリしました!

栗東坂路でよく動く追切といえば2歳王者ジャンタルマンタルですが、
この馬と比較するとタイムは地味ですし、最後にいつも手応えが悪くなります

それでもシンザン記念、きさらぎ賞で穴を開けて驚きましたが、
スプリングSでの追切では並走馬に比べ手応え悪く予想通り凡走したことで、
もうこの馬には上積みはないなと思っていたら、
1週前の栗東坂路での追切で全体タイム53.4秒、ラスト1ハロン12.2秒、
ラストまで加速ラップで併走馬と気持ちよく坂路を駆け抜けました

さらに私が注目したいのが、追切での最初の1ハロンです

重賞に挑戦するようになってから、この馬は最初の1ハロンが15秒以上でゆったり目に入ると、
レースでの結果に結びつくようです

スプリングSではできなかったことを今回はできてますので、
スプリングSは凡走ではなく試走にできたことは大きいのではないでしょうか

それでも馬券の中心はウッドコースでの追切馬じゃないとマズイので、
この馬はあくまで相手には入れておきたいと思います


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