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第65回宝塚記念追切チェック

どうも、ゲンコツでございます

春のGⅠフィナーレの宝塚記念を迎えますが、
昨年高松宮記念からnoteを始めてなかなか結果を出せなかった状況で、
宝塚記念でついに◎スルーセブンシーズ、〇イクイノックスの大本線で的中できて歓喜に沸く予定だったはずが...

3着ジャスティンパレスを当日消してしまい、イクイノックスの人気が当然被っていましたので、枠連のみの的中で大した回収もできず、
さらにnoteではまだ慣れていなかったせいで、完成したはずの追切チェックの記事を書く途中の段階のモノで上書きしてしまい、
それをレース後に気づくという情けなさ(泣)

そういえば、noteを始めてから歓喜で記事を書いたことって、昨年の中山GJと京都2歳Sぐらいしかない...
もういい歳ですので、若い頃に比べ悲しいことの方が多くなるのはしょうがないですが、
私がまずnoteをやってよかったと思えるようにならないと、読者の方も読んでよかったいう気持ちにはならないですし、その逆もしかりです

前回の記事をアップした後に後悔しつつ、改めて初心を忘れず頑張りたいと思います

それでは第74回宝塚記念の追切チェックを行いますので、今回もよろしくお願いします


追切チェックの評価マーク

・高評価☆ ・危険★ ・急上昇☆彡 ・評価難☆★

※この評価は「あくまで」追切での評価であり、
他の適性次第で凡走する恐れがあり、その場合は各馬の説明でなるべく触れております

追切場所・追切表現の表記

・栗CW:栗東Cウッドチップコース
・美DW:美浦Dウッドチップコース
・栗坂路/美坂路:栗東/美浦坂路コース
・栗ポリ/美ポリ:栗東/美浦ポリトラックコース
・栗芝/美芝:栗東/美浦芝コース
・単:単走、2/3:2頭/3頭、併:併せ馬
・内/中/外:併せ馬での馬の位置
・前:併走馬相手に先行する、併:ずっと併走、追:併走馬相手に追走する
・先/入/遅:先着/併入/遅れ
・也:馬なり、杯:一杯、強:強め、直線追:直線で追われる
・全体タイム/上がり3ハロン/上がり1ハロン:全T/3F/1F

【人気馬】

☆★ドウデュース

ドバイ遠征から帰国してからの初戦を迎え、5/18から追切タイムを出し始めましたが、
栗CWで入念に乗り込まれ、これまで6本も速いタイムを出し、しかもとんでもない動きを連日披露しています‼

有馬記念で感動の復活勝利を上げ、日本現役最強馬としてドバイシーマクラシックに挑むもで見せ場なく敗れ、
宝塚記念は絶対に落とせない意気込みが感じられます

今週の追切は栗東ポリトラックコースで軽めかと思いましたが、なんと栗芝/2併/内追/也/入でした

友道調教師は「ポリトラックの馬場が悪かったので芝にした」
とコメントしており、特にこのことに関して問題はなさそうです

追切の動きがいいということは十分にわかりました
ただし、この馬はレースを使いつつどんどん良くなるタイプだと思ってますので、
追切でガンガン乗り込まれるだけで、今回はどこまで走るかどうかは未知数だと言えます


★ジャスティンパレス

ドウデュース同様、ドバイ遠征から帰国してからの初戦を迎え、5/23から追切タイムを出し始めましたが、
栗CW4本乗り込まれ、1週前追切で併走遅れになるところを仕掛けられてなんとか併入に持ち込みましたが、
動きが悪いと思ったら2着に好走した天皇賞秋の1週前追切より動けてなかった気がします

そして今週は最近の栗坂路ではなく栗CWになったのは、長距離輸送がないからだと思われますが、
栗CW/2併/内併/G追/入と、今週も直線でしっかり追われたのに併走馬に先着できなかったことはともかく、
ゴールを過ぎてからもまだ追われていたことが気になります

まだ馬体が重く仕上がっていないのか、昨年秋から後方でレースをするようになったのは、加齢によってズブくなったのでしょうか

これで勝ったらあの一追いで馬が変わったということにさせてください(苦笑)

ルメール騎手は宝塚記念を2勝しているものの、あまり馬券になるイメージがなく、楽勝だったクロノジェネシスはともかく、
イクイノックスは勝つには勝ちましたが助けられた印象が強いです
ただ今年は阪神内回りではなく京都外回りですから杞憂に終わるのでしょうか?


★ローシャムパーク

大阪杯以来ですが、5/26からタイムを出し始め、美DWで4本速いタイムを出してしっかり乗り込まれています

追切映像で折り合いが悪いところを見せていますが、いつもこんな感じで好走していますのでこれは目を瞑ります

田中博康調教師は「今週はコントロールが難しくなっている可能性を考慮し、リズム良く丁寧に走れるようにやりました」
とコメントしていますが、
1週前の美DWの追切タイムが非常に速かったのは、調教助手ではなく戸崎騎手が追切に乗ったからなのか、
それとも馬の行きっぷりが良すぎてうまくコントールできなかったのか

今週の美DWでの追切は調教助手の方が乗っており、タイムは大阪杯と同じぐらいで、
田中博康調教師は「今までに比べまとまりのある走りができた」とコメントしており、なんとか前走大阪杯の調子は維持できたと思いますが、
その大阪杯では後方から道中早めに前に取り付く戦法で2着に雪崩れ込みました
要するに揉まれずにレースを進めたわけですが、
果たしてクセの強い京都外回りコースで、しかも初めて経験するこの馬が、
折り合いが難しい状況でうまくいくとは思えないのですが


☆★ベラジオオペラ

大阪杯以来のレースで、他馬に比べ少ないですが、栗CWは2本速いタイムを出しております
1週前の栗CWで一杯に追われとんでもないタイムを出して、
いつもなら最終追切も栗CWで併せ馬を行い、1Fは速いタイムを出すのですが、
今週は久しぶりに栗坂路/単/也で流しただけで非常に軽い追切でした

昨年夏負けが響き秋初戦が12月のチャレンジCまで長引きましたから、
すでに30℃近い気温ですので、中間の本数も少ないですし、今週は軽い追切にしたのかなという不安もあります
ただ動きは非常に軽快で、ちゃんと折り合ってましたので問題はなさそうですので、
あとパドックでどんな状態で登場するのでしょうか


【1週前追切注目馬の今週の動き】

☆彡ディープボンド

1週前追切注目馬の記事はコチラをご覧ください

人気馬がいつもと違う調教で仕上げていますが、この馬は何も変わりません
1週前の栗CW/2併/内追/杯/先で、6F64.6秒は好調時だった2021~2022年以来の好タイムを出して、
今週は栗CW/単/也でしたが、長距離輸送もないのに流したのは、
昨年の春以来ですので、天皇賞春ぐらいのデキは間違いなくありそうです

宝塚記念ではちょっと足りないところは京都外回りコースならカバーできるとは思いますが、
心配なのがもう7歳ということで、この猛暑はおっさんにはキツいのではないかということです


【ゲンコツの個人的に気になる馬】

☆彡ブローザホーン

1週前も今週も栗坂路/2併/也/入で非常に地味に見えますが、
その前に栗CWで2本乗り込まれ、吉岡厩舎に転厩してから調整法は全くブレておりません‼

重馬場、京都外回りコースはめっぽう得意ですので、この馬が一番力を発揮できる舞台なら、
GⅠ馬相手にも引けを取らないと思っています


☆彡ルージュエヴァイユ

大阪杯以来のレースで、5/25からタイムを出し始め、美DWで3本乗り込まれ、非常に速いタイムを2週前、1週前と出しており、
坂路でもしっかり本数を乗り込まれており、かなり攻めた調教内容となっております

休み明けだからなのか、牝馬でこの暑さで調子がいいのかどっちかなと思いましたが、
今週は美坂路/2併/併/也/先と、急仕上げということはなさそうです

京都記念では今回と比べると休み明けの割に追切が緩く、大幅馬体増の出走で惨敗しましたが、
春以上にパワーアップに成功した今なら、終わってみればやっぱり宝塚記念は牝馬かという結果になってもおかしくありません‼


★ソールオリエンス

申し訳ないですが単刀直入に言いますと、3歳からずっと変わっていません‼
動きやタイムは良いのも変わりませんが、折り合いが相変わらず良くならないですね
多くのキタサンブラック産駒が3歳で活躍した後は古馬で勢いが落ち、さらに苦手な距離延長もありますので、血統的にも評価できません

ただ今回ブリンカーを外して、重馬場で折り合いが付くようなら、
かつて天敵だったこの馬に久しぶりにやられそうな気もします


☆プラダリア

昨年の京都大賞典で栗CWでの猛稽古がバッチリ嵌り、GⅡ番長ボッケリーニを破っての復活勝利には驚きました

この勢いで有馬記念も猛稽古で一気にGⅠ勝利という目論見は、パドックでの元気のない姿でレースの前に霧消してしまいました

京都記念では1週前は栗CW/2併/杯は変わりませんが、
追切タイムは最後だけしっかり時計を出して、当週は栗坂路で流す追切に切り替えました
この調整法がうまく嵌ったのか、後に大阪杯でGⅠを勝ったベラジオオペラに勝利し、見事に京都大賞典はフロックでないことを証明しましたが、
次走大阪杯では1週前に併走遅れが響いたのか6着に敗れてしまいました

しかし今回の1週前追切は併走馬に先着していますし、今週の栗坂路は最後に仕掛けたものの、軽快な動きでしたので、
大阪杯よりも状態が良く、得意な京都コースや重馬場になることで、GⅠでも展開次第では一発ありそうな雰囲気があります


今回もご覧いただきありがとうございます
それでは次回の記事でまたお会いしましょう


みんなでいい週末を迎えられますように‼


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