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ぼんやり聴くジャズの話

“ジャズ”というものは
もっと、折り目正して
姿勢を正して、聴くものだろう?
みたいことを感じたりもするけど
私は、わりと“脱力系”で聴いている感じだな。

車で聴くのを
ダッシュボードから
コントロールノブを
回して選んでいた。
サイドブレーキあたりの
ブラインドタッチみたいに操作できるあの
車の、コントロールシステムだ。
あの、グルグルです。

私は、なんとなく
レイブライアン トリオ
スローフライトを見つけた。
ああ、あのアルバムねえ
と、一瞬、止まった
しかし
聴いてみるか?

聴き始めた。

それは、1960年代のアルバムで
まあ
ヴィンテージジャズです。
かなり、昔のアルバムです。

その頃、
ゴスペル流行ってたのかな?
さかし、タイトルがすごい
大胆だなあ
など感じる。
曲ですとか、そのアレンジから
まさに、“ゴスペル”なんです。

オープニングの曲は
コーラスというか
アナウンスが入る
それも良いけど
まあ、私が
期待していたのは
シブイピアノトリオだった。
だから、なんだか、拍子抜けしてしまったワケです。
買ってきた時は。

私は
瞬間から
ああ、なんだよ
と曲をスキップ
したのを記憶している
頭出しで
ザッと聴いて
棚に収納しまった。
せっかく買ってきたのだから
とりあえず、通して聴いてみれば良いものを
そんな余裕もなかった。

振り返ってみると
ずいぶんと
寂しい聴き方だけど
まあ
確かに、かなり
寂しい日々だった。

車では
まあ
わりと落ち着いて
聴いていた。

そしてラストから
2曲めかな
最後からひとつ前
フォックス ストーカー
という曲になった。
ああ、ラストだな。


へえ!?
これまた
意味深なタイトルだなあ?
なんやねん?
だとか
ゆったりとした
イントロを聴いていました。
さりげなく、サテンドールという曲があるんだけど
すごい、アクセントだなって感じた。

しばらく、聴いていると
始まったんですよね
おお!
レイブライアントたなあ!
カッコいいじゃん!
などと、ついヒトリゴトを呟いていた。
あの、レイブライアントさんの優雅な感じが
ブワッと、スタートしたワケなんです。

あの、名盤の
ゴールデンイアリングス
がある
レイブライアント トリオ
あのアルバムもまた
ちょっと、独特なコントラストがありますね
レイブライアント プライズでは
Sneaking Around
という曲が
これまた面白かった。

軽快な曲から
なんだか
やけに奥深い曲があり
さあさあ
これから
ライブが始まるぜ!
的な曲から
なんというか
すごい、グラデーションだよな。

落ち着いて
フフフと
レイブライアントを
楽しめるって
コレは
なかなかレベルが高い感じがします。

なんというか
日々を、いろいろ
ごまかさずに
感情を味わって生きていたら
かなり
響いてくるのだろうか?

その
The Fox Stalker
という曲
カッコいいなと感じた。

そして、しばらく、“その曲”聴く。
わがままで、ぼんやりとした聴き方で
ジャズを聴いていたりする。
このぐらいだって、良いはずだよな。
楽しんで聴こう!

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