二百週間のコトバ
真っ白な丘の上……そうして始まったコトバ達。
奪われた名は取り返す事はできていないけれど、僕は僕としてまた新たな道を歩み出している。
僕は自分の名前を口にする事はまだまだないだろうけれど、沢山の人が僕の奪われた名前を記憶してくれていて、今でもその名前で呼んでもらえる。それが僕の何よりの幸せだ。
僕は僕として今日まで生きている。
こうしてコトバを打ち始めたのは何がきっかけだっただろうか。
もしかしたら……ただただ寂しかっただけなのかもしれないね。
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891字
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短編の詩集です。
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