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『フリーランスの教科書 1年生』ってどんな本?著者が説明!【これを読めば分かる!】

こんにちは。高田ゲンキ(@Genki119)です。
この記事では、僕のフリーランス入門書である『世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生』の概要を説明していきます。


「ちょっと気になる」「買おうか迷ってる」という方は、この記事でざっくり内容が分かるので、是非読んでくださいね!

どんな人に読んでほしいか

メインターゲットにしているのは、

  1. フリーランスの働き方に漠然と興味や憧れがある

  2. フリーランス志望

  3. 駆け出しフリーランス

という人。ここに該当する方は、読んでいただければ本の値段以上に価値ある情報は必ず得られるという自負があります。

また、本書が今までのフリーランス本と一線を画す点は、現時点で志望職種や専門スキルがまだなく、漠然とフリーランスに憧れている人にも向けた内容である、という点です。これに関しては本書の前書きで触れているので引用します。

本来、フリーランスとは自身のスキルや適性を最大限に活かすための手段のひとつにすぎませ ん。ですから、これまで世に出ているフリーランス向けの本の多くは、すでに専門分野が決まっ ている人に向けた、スキル習得や開業の方法を説いたものがほとんどでした。 しかし前述のとおり、近年は「フリーランス」という言葉に憧れ、特定の志望職種や専門スキルがない人たちもフリーランスを目指すようになりました。
一部の人はこれを「本末転倒だ」と揶揄しますが、私は必ずしもそうは思いません。きっかけ は何だっていいのです。
「家族との時間を増やしたい」
「育児しながら無理なく稼ぎたい」
「自分が好きなことを仕事にしたい」
「なんとなくカッコ良さそう」
そんな思いからフリーランスになり、結果として素晴らしい活躍をしているフリーランサーも たくさんいます。そして、それはテクノロジーの進化により、ますます実現しやすい時代になっ ているのです。
本書は、そういった志望職種や専門スキルがまだない人にも(もちろんすでにある人にも)参考にしてもらいたいと思い、私自身の15年以上にわたるフリーランスの経験や、数多くのフリー ランスの方たちとの交流から得た知見を惜しみなく散りばめました。

『フリーランスの教科書 1年生』「はじめに」より

本の内容はこんな感じ

実際にどんな内容なの?という方に、本書冒頭の「この本の全体の流れ」というロードマップページを引用して概要をご紹介します。教科書という体裁なので「◯時限目」と題していますが、これは◯章のようなものと捉えて下さい。

1時限目・フリーランスについて知ろう

フリーランスという言葉の定義や、特に本書の中での扱い について明確にしていきます。また、フリーランスへの向 き不向きやメリットとデメリットも挙げていくので、自分の適性を知る手がかりにしてください。

2時限目・フリーランスの働き方を理解しよう

具体的にフリーランス志望者が目指すべき職種を選ぶ際の 手がかりや選択肢を増やすために、多種多様なフリーランスの職種と、その特色を学びます。また、志望職種の選定後のリサーチ方法などにも触れていきます。

3時限目・フリーランスになるための準備

実際にフリーランスになるために必要なものを挙げ、準備のプロセスを追っていきます。具体的には職種によって異 なる部分もありますが、ひとつのサンプルとして知っておくことで実際のイメージが湧きやすくなるはずです。

4時限目・フリーランスになったら

マーケティングや営業など、フリーランスになった(開業した)あとの、ビジネスの広げ方や仕事の取り方などを学 んでいきます。営業に使う名刺やウェブサイト、ポートフォ リオのサンプルも紹介していきます。

5時限目・仕事の進め方

実際に仕事が来た際の流れや注意事項、そしてトラブル発生時の対処法を紹介していきます。フリーランス志望者が恐れる契約書や確定申告などについても、ここで詳しく説明していきます。


特典がすごい!

本書は購入者全員に向けた特典PDFもご用意しています。これ、どういった内容かと言うと、活躍している現役フリーランスへのインタビューなのですが、これがかなり濃くて面白い内容になっています(僕としては、この特典の内容だけでも本の値段以上の価値があると自負しています!)。
実はこれは本編に収めるつもりで取材・執筆したものでした。しかしページ数の制約もある、泣く泣くカットしたのです。
登場していただいたフリーランスは⬇こちらの5名の方。

  1. 榎本よしたかさん(イラストレーター)

  2. やなぎさわまどかさん(ライター)

  3. ベーコンさん(デザイナー)

  4. 稲田千弥子さん(デザイナー)

  5. 堤修一さん(プログラマー)

いずれも一線で活躍しているフリーランスです。しかも、今回はSNS等で注目を集めて仕事を得ているタイプのフリーランスではなく、独自の思想や視点に基づいたノウハウで地道に長く活動されてきている方たちばかりを選び、その秘訣を聞いたので非常に参考になると思います。僕自身も(僕のことをTwitterで知った人は意外かもしれませんが)SNS外で発生する仕事のほうが圧倒的に多く、そうしたマーケットを持つことが息の長いフリーランスになる秘訣だと確信しているのです。

イラストレーターやクリエイター以外の職種を志望する人にも役立つ本

すでに多くの方から「この本はイラストレーターやクリエイター向けの内容ですか? それともフリーランス全般に対応したものですか?」という質問をいただいていますが、性格にお答えすると…

クリエイターのビジネス例を多く紹介しているが、内容そのものはクリエイター以外のフリーランスにも応用がきく本である

…となります。

これに関しては、本書の一部で説明したので、そちらを引用します。

本書では主にクリエイター系の例を中心にお話ししていますが、フリーランスの働き方という意味ではほかの職種にも共通する要素ばかりです。取り扱う商品を自分の専門分野に置き換えながら読んでみてください。「この話は自分が目指す職種に置き換えるとどうなるかな?」 と考えることは、マーケットを見抜く力を養ってくれるはずです。

別の視点でも読むことができる本

また、本書は本文や漫画を通してお伝えする情報だけでなく、別の視点でも楽しんで(というか、参考にして)いただける本になっています。

フリーランスクリエイターのクオリティの基準として

本書は僕自身が著者として本文漫画を全て執筆しました(本文に関しては⬆の漫画で紹介しいしたソーテック社の小川編集にも多大なるご協力をいただいています)が、それに加えて本文を補足説明するためのイラスト図解も私自身が作成しています。僕が知る限り、このような実用書で

  1. 本文

  2. 漫画

  3. イラスト

  4. 図解

のすべてを一人の著者が担当しているケースはほとんどありません。なので、読者は本の執筆者ではなくイラストレーター、デザイナー、漫画家としての私のスキルレベルを本書で確認し、「この程度描ければプロとして仕事にできるのか」というひとつのバロメータにしていただくことも可能なのです。

すべての人に読んでほしい本

以上、7月6日に発売される僕の新刊『世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生』について説明してきました。

本記事内での「どのような人に読んでほしいか」というセクションでは「フリーランスに関心がある人」と書きましたが、それにとどまらず現時点ではフリーランスに関心のない人にも読んでほしいと思っています。なぜなら、社会はますます変化が激しく流動的になっており、フリーランスにいつでもなれる状態を作ること(と、そのためのスキルや知識)は、そんな時代を生き抜くために必要なサバイバル術として最適であるだけでなく、この不安定な時代を楽しむための新しい視点も与えてくれるからです。

そんな情報が盛りだくさんのフリーランス入門書『世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生』、ただいま絶賛発売中です! どうぞよろしくおねがいします!!


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