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原因は子宮頸がんワクチン?不登校で始まった慢性疲労.改善の道しるべはバイオレゾナンス(その16)

娘の慢性疲労の治りにくさの要因には本人のHSP体質があると思います。「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。
実は5人に1人ぐらいがこれに当てはまるそうです。日本人にはその割合が高いようです。
アメリカの心理学者のエレイン・N・アーロン氏が1996年にこの特性を提唱しました。
このアーロン先生の著書で精神科医の明橋大二先生が翻訳した本
「ひといちばい敏感な子」(1万年堂出版)という本があります。数年前この本を手に取って以下の23のチェックリストを見て驚きました。
(以下転載)
1. すぐにびっくりする
2. 服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが当たったりするのを嫌がる
3. 驚かされるのが苦手である
4. しつけは強い罰より、優しい注意の方が効果がある
5. 親の心を読む
6. 年齢の割に難しい言葉を使う
7. いつもと違うにおいに気づく
8. ユーモアのセンスがある
9. 直観力に優れている
10. 興奮した後はなかなか寝付けない
11. 大きな変化にうまく適応できない
12. たくさんのことを質問する
13. 服がぬれたり砂がついたりすると着替えたがる
14. 完璧主義である
15. 誰かがつらい思いをしていることに気づく
16. 静かに遊ぶのを好む
17. 考えさせられる深い質問をする
18. 痛みに敏感
19. うるさい場所を嫌がる
20. 細かいことに気づく
21. 石橋を叩いて渡る
22. 人前で発表するときには知っている人だけの方がうまくいく
23. 物事を深く考える
(以上転載)

これが13個以上当てはまればおそらく敏感体質なこどもということになるそうです。
乳幼児期のうちの娘はこのほぼすべてが当てはまります。夜泣きが激しく、おっぱいが足りなくてミルクも併用していたのですが、哺乳瓶を嫌がり、とにかくほんのちょっとの違いに気づく、すぐに癇癪をおこすなど育てにくいタイプで私はいつも極度の睡眠不足になっていました。
ところが、小学校に入るとむしろ完璧主義ゆえに、勉強も自分から頑張り、頑張って周りと合わせようとするため、親や先生からは手がかからない子供でした。しかし本人は少しずつ消耗し、疲れがたまっていったようにも見受けられます。人前で発表することにものすごい緊張、成績が下がることが恐怖、男子が悪ふざけしているのを見てすごく嫌な気持ち、教室で人が怒られていても、自分が怒られているような感覚があったようです。特別虐待や、いじめにあったわけではありません。感受性が強いために、人から言われた(その人にとっては)何気ない言葉でも、言われた方は自分を否定された、ずっと許せない、トラウマになっている出来事があったのです。

矢山クリニックの10月の受診の時に
「ニューロフィードバックという治療を今後当院で取り入れようと思っているので最初はお試しで受けてもらって良さそうだったら続けましょう。
といわれました。
「ニューロフィードバック」というのは聞いたことがありました。
娘本人が本などを読んで「受けてみたい」と言ってました。
その本とは『身体はトラウマを記録する』ベッセル・ヴァン・デア・コーク著、柴田博之訳(紀伊国屋書店)
脳波を調べて望ましい脳波帯に調整するもの。アメリカで40年も前から研究されており、不安神経症や、トラウマの治療、発達障害などに効果があるそうです。
良さそうだけど、近くに受けられるところがなく
実はニューロフィードバック技術を利用した
「ブレインスパ」という機械(これは医療者が脳波を調べて診断するというものではなく)
を使ったセッションは市内にセラピストさんがいて自分で何回か通っていました。
何となくいいような気がするけど
明らかな効果はなくてだんだんいかなくなりました。
ただそのセラピストさんは以前体調不良で矢山クリニックに通院した経験があり
その方から矢山クリニックの話を聞いていたのも
こちらを受診した一つのきっかけでした。ご縁ですね。
ここで本格的なニューロフィードバックが受けられるようになるのならありがたいと思いました。

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