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41番 補中益気湯

メジャー過ぎて間違えて使われる事も多い
コロナの予防など。。。

なってすぐ飲めば体力を逆に消耗してしまう
氣を補う薬 邪気も補う事もあるので注意
身体が空回りしている状態が邪気 サイトカインストームを起こしかねない
制御できなくなる可能性があるので注意

補中益気湯は四君子湯ベース茯苓を抜いている
元氣を上に上げたい処方なので減らすものを抜いている

人参と黄耆が入っている所がポイント パワフルになる
気が上逆している人胃内停水している人にも合わない
誤治すると顔が浮腫んだり手が浮腫んだりする人がいる

胃下垂は内臓を支える事ができないので上に上げる力で向いている
脱肛は子宮脱にも有効 肛門科などでも使われる

上げる効果は筋力が付くから 筋肉が胃や子宮を上げる
気を機能させるため当帰 血が増える事で気も働く
十全大補湯は氣より血をより補う療法
四君子湯+四物湯+黄耆+桂皮=十全大補湯

血を補うと胃腸に負担がかかるのでその場合補中益気湯が良い場合もある
血の弱さで言うと弱い人が十全大補湯
胃腸の強さで言うと補中益気湯が使いやすい 

精神的な部分は上にある脳に届けるので補中益気湯が良い
平肝的な抑肝散や七持降下湯など合わせる場合もある

長期連用で下半身が弱る可能性があるので注意 脳と実際のギャップ注意
食欲がない時にも補中益気湯を使うが胃内停水な場合は逆効果
また病邪が暴れている時も使用しないように!

補中益気湯は病邪が収まった後の体力低下に向いている


2日目

2日目
方剤の名前は治療法よりお中を整え力付けて気を補う
下に落ちている物を上げるが合わない場合もある
良い物だけでなく邪も上げる危険性がある

胃内停水がある場合補中益気湯ではなく六君子湯が良い
胃腸は燥を好む 水はけが良くないと詰まる
詰まっていると動きが無く物が入らないので浮腫みは邪魔

血を補う当帰が入っているので胃に触る場合がある
気が上がるので元気になった気がするがイメージとのギャップができて良くない事がある

十全大補湯になるとより血の要素が絡んでくる

補中益気湯は上げる薬 七持降下湯は下げるので組み合わせる事も多い
余裕を持たせて落とす 平肝作用が増す

補中益気湯はコロナ後遺症に向いている予防は向かない
サイトカインストームを起こす可能性がある 
コロナでメンタルが落ちている事にも効果あり

コロナ後遺症に補中益気湯と人参養栄湯が効果あり(ツムラ)
咳が無い時は補中益気湯 咳がある時は人参養栄湯
五味子は咳止め収斂作用で潤いを逃がさないから痰湿を悪化する事がある
湿邪が多い時は注意 潤い不足の時は有効

コロナの頭痛は川芎茶調散解表だが誤治しにくい
解表失敗して誤治 消耗した時に補中益気湯

清暑益気湯との違いは清熱と潤い
冬など冷えると浮腫むので注意
(中華料理屋など熱い環境は別)

録音↓

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