喫茶店が好きなんだと
唐突だが、僕の思い出せる限り古いの記憶は3歳。
故郷の老舗喫茶店のカウンターでオレンジジュースを飲んでいた。
その喫茶店は僕が生まれる前から両親の行きつけだったし、おそらく僕が生まれてからも行ってたのだろう。
名前は『味覚』
とても古く雰囲気が良く、
使い込まれた椅子
煙草のヤニが染みたような色をした壁
全体的にボロいが座り心地最高のソファ
小学生になればメニューの冒険を覚え
そこで頼むホットケーキとクリームソーダは格別だった。
モーニングから夜ご飯まで本当に何度通ったか
今大人になって喫茶店という場がいかに豊かな空間であったか実感している。
故郷を離れ十数年経過した
あんなお店が近くにあれば、、と一日の中で何度も考える。
同時に僕も大好きな音楽をかけながら、素敵な空間を提供し、美味しいホットケーキを作る喫茶店をやりたいなと心の隅で思うのであった。
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