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喜んでもらいたい

過去の思い出から自分を見直す回です。

遠い昔の話です。
高校に入学が決まった時、高校受験に受かった時、僕の母親はとても喜んでくれました。

母親は自分自身、もっと勉強がしたかったにも関わらず、家の都合で農業高校へ進学した人。
そんなこともあってか、勉強に関してはそこそこの期待を込めて育てられたような気がしていました。

新潟生まれの僕。
その当時で、一番ではなかったけど、上位には入る高校に入学が決まりました。

僕以上に喜んでくれていた気がします。
僕は高校受験よりも、母親が喜んでくれたことの方が嬉しかった気がします。

そんな母親は、僕が高校一年生の夏頃に死んでしまいました。
文字通り、ポックリと死んでしまいました。

もし生きていたら、今の僕のことをどう評価してくれるのかわかりません。
あんな風に喜んでくれるような生き方をしているのかなぁ、と少し反省したりもします。

他の人に喜んでもらえるって嬉しいことです。
なかなかそんな人っていないもの。

僕は喜びを周りに求めてしまっているのかもしれません。
周りの人が喜んでもらえるまで頑張る。

自分の喜びより周りの喜び。
自分の喜びには意味がない。

喜びを自分ごととして捉えられるようになれば良いなぁ。


昨日の記事。

夏目漱石の小説はどれも好きです。

心の底からの、ありがとうをお伝えします!