モチベーションで仕事をしない

先日出演したセミナー?の参加者の方から、「モチベーションの維持はどうしていますか?」と質問がありました。たぶん、興味のある方も多い内容と思いますので、これについて書いてみます。

まず、私はモチベーションで仕事をするのは悪だと思っています。別にモチベーションが高いのは構わないというか、良いことなのですが、モチベーションに頼って仕事をするのは良くありません。

モチベーションが下がったときに、今まで通りに仕事ができなくなるからです。そして、モチベーションはほぼ必ず落ちます。

ライターになりたての頃、仕事が面白くて面白くて、新しく買ったゲームみたいにハマった方もいるでしょう。でも、ゲームですら飽きるんです。ライターの仕事や、「ライターである自分」に慣れてくれば、ゲームに飽きるのと同じように、仕事へのモチベーションが下がります。

極めて稀ですが、最初のどハマりしたときのモチベーションのまま、ずっと行ける人もいるかもしれません。ただ、その人は本物の天才であり、ど変態です。一握りどころか、ひとつまみの人材です(ちなみに私はこれに近い天才ですが、ここまでのど変態ではありません)。仮にここにそんなど変態がいたとしても、その人はモチベーションの維持に悩むことはありませんから、置いておきましょう。

話が逸れたので要点をまとめます。

モチベーションに頼って仕事をしてはいけませんし、モチベーションは必ず下がります。

だから、モチベーションに頼らず決まったことがして、決まったパフォーマンスを発揮できる「仕組み」が必要です。

そうは言ってもモチベーションがあったらあったで、気持ちの切り替えで役に立ちます。

明日から何回かに分けて、モチベーションがなくてもパフォーマンスを維持するにはどうすればいいか。どうしても気持ちが落ちるときはどう切り替えればいいか。仕組みづくりと気持ちの切り替えについて、書いてみます。

今日のところは、「モチベーションに頼って仕事をするには悪」ということを、頭に叩き込んでおいてください。そのうえで、明日の投稿を読んでみてください。

あ、モチベーションが高いとか、モチベーションを上げるとかは良いんですよ。モチベーションに(だけ)頼るのがいけないんです。

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