生きるとは何かを考えていた矢先
ふとした瞬間に人生とは何か、生きるとは何かを考えていた。
その時浮かんできた思考がこれだった。
こんなことをスマホのメモに書き残していた。
メンタル大丈夫か?って思った人いるかもしれない。
心配はいらない。
こんなこと考えながらも、そこそこ楽しくやっている。
まあそんなことを考えていて、
本屋に立ち寄った。
そこで目に飛び込んできたのが、「宿命(リベンジ)」(石原慎太郎 著)という書籍だった。
タイトルと表紙のデザインが妙に自分を惹きつけた。
なんだか面白そうだなと手に取り、1ページ目を読んだ。
思わず声が出そうになった。
自分がさっき思考していたこととほぼ同じではないか。
言葉や表現の仕方は違えど、スマホにメモしたことと似たようなことが書いてあるではないか。
いや、より自分の思考をクリアにし、言語化してくれたようにも感じた。
その本の冒頭はこうだった。
生きるとはどういうことか?自分なりにあれやこれや考えていた矢先だった。
そして、即購入して一気に読み切った。
こんな本の出会い方も悪くない。
まさにシンクロニシティ(意味のある偶然の一致)が起きたように感じた。
そういう思考をしていたから、そのような本に出会ったのか。
これは偶然なのか。必然なのか。
答えは分からない。
でも、自分の気持ちを多少なりとも和らげてくれたのは間違いない。
同じようなことを考えている人が、この世の中に存在しているということだけでも、それがどれだけ勇気を与えてくれることか。
そして、この記事を書いている今この瞬間も、
FLOWの「KANDATA」という曲がiPhoneからたまたまシャッフルで流れてきた。
何年ぶりかというくらい久々に聴いている。
しかも、この曲は最近読んだ「蜘蛛の糸」(芥川龍之介 著)の世界観をモチーフにしており、主人公である「犍陀多(かんだた)」という言葉もこの曲に登場する。
なぜこのタイミングなんだろうって思うけれど、何だか楽しくなってきた。
これで明日も生きられそうだ。
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