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経験の罠

何年も塾の仕事をやっていると、経験が蓄積されていく。
これが何物にも代え難い強みだ。でも、これがどうも邪魔になる時がある。

それは過去の経験の枠の中だけで、物事を考えてしまうことだ。

例えば、「この子は今このくらいの成績だから、最終的にこのくらいの成績になるだろう。」のように自分の過去の経験をもとに予測を立て判断してしまう。
(実際にはやってみないと分からないのに。)

もちろん何度も言うように過去の経験は強みだ。
でも、経験によって指導する側の過去の枠の中でしか伸びなくなってしまっているのではないか。知らず知らずのうちに。

最近こういう考え方ってめちゃくちゃ邪魔だなって思い始めた。

別に塾の仕事に限った話じゃない。
ほとんどのことを過去の経験をもとに判断していると思う。

塾の仕事を始めた頃は、そんなこと全く考えずにとにかくガムシャラだった。
とにかく成績を上げてやろう!絶対に合格させてやる!!
周りから見たら実力的には厳しいかもしれないような目標でも、それに向けて猛進していた。でも、最近はなんかクールというかやけに現実的というか。(もちろん現状把握は大切)

経験を積むとともに、自分の中にある熱い気持ちも一緒に失われているように感じる。もちろん熱いだけではダメ。何が必要か頭で考えてやらなければいけない。

でも、大事なことは過去の経験にとにかく縛られないこと。過去なんか取っ払って目標に突き進むこと。これを強く意識したい。

どうせやるなら前例にないようなことをやっていきたいし、その方が絶対に面白い。

ユニバープラス(中学生向け授業動画コンテンツ)の製作もその一つだ。今までにないようなコンテンツだと自負している。
まだまだ途中だが、必ずや業界に一石を投じるコンテンツになるはずだ。

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