見出し画像

#28,『9月入学制度』どう思いますか?

◯はじめに

こんにちは。Genです。

本日のテーマは、

『9月入学制度の導入』

です!

世間では「9月入学制度」に対する議論が活発です。私も現役大学生で、来年4月から企業に入社する(予定)のため、とても気になっています。

まあ1つの見方として「自分が影響を与えられない」規模の問題なので、なるようになる、というものもありますが、私は気にしてますね。理由は、最悪の場合、私の卒業時期が来年の9月になってしまうからです。

それではなぜ、9月入学制度という案が出たのか、メリットとデメリット、総括して私が考えたことを書いていこうと思います。

画像3

◯9月入学制度の内情

日本では明治時代、9月入学制度が導入されていたと知っていましたか?

それがなぜ、4月入学になったのでしょうか。

諸説ありますが、最も多い説としては、農業の時期に合わせているということです。日本は稲作の諸々が終わるのが3月ごろのためで、アメリカなどは酪農が多いため秋前に1段落がつきます。落ち着いてから入学、ということですね。

また、地租改正(社会で習いましたよね)によって税金の会計年度が変わり、その後も諸々の税金問題が生じたことによって、明治19年度ごろから会計年度・学校開始が4月からになったと言われています。

大学が4月入学になったことには、会計年度の他に、徴兵制度が大きく関係しているようです。

それでは、9月入学にすることにどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?簡単にまとめようと思います。

メリット

・諸外国の入学時期と被ることで、留学に行きやすい・留学生が来やすい

授業量(学習量)不足が起きづらい


デメリット

・会計年度などもズラすとなると、大掛かりすぎる

企業の経営日程が変わってしまう(新卒一斉採用をやめるという声も)

幼稚園、小中学校、高校、大学などで重視する理由が違う(入学時期)


これらが挙げられると思います。

双方の意見があると思いますが、私は9月入学に反対です。また、新卒一斉採用に関しては、メインテーマとして追って記事にします。

理由については、次のチャプターで書きます。

画像3

◯私の意見

私が9月入学に反対する理由は、

“この状況でするべきではないと思うから”

です。

すごく簡単に言いましたが、様々な観点を総括してこう考えており、簡単に砕いていこうと思います。

まず、「海外に合わせる」と言いますが、それなら以前から議論するべき、という感じです。あまりにも突然すぎますよね、新型コロナに乗っかって急に言うなよ、と言うのが本心です。

また、シンプルに学校間の切り替えが難しすぎると思います。国として会計年度・入学時期、などを変えることは壮大な計画が必要です。それにしては、考え方が安直すぎませんか。

最後に、パンデミックが1度で済むと思えないからです。新型コロナがいつ収束するかも分かりませんし、新たなパンデミックがいつ起きるかも分かりません。日本はパンデミックの度に、入学時期を変えるのか?という感じです。

簡単に述べても、これだけ挙げることができます。かなり壮大な計画を練った上で行っていくべき政策なのに対して、問題処理的に行おうという雰囲気が出過ぎです。

ただでさえ企業、そして学生が、不安定な時期を過ごしているのに、企業と学生にストレスを与える内容が多すぎる点は、国民のことを考えているのか、疑問を感じます。

日本の未来のためと言いますが、留学して国際人材が生まれる前に、日本が潰れてしまいそうですね。

これはあくまで私の意見なので、賛同するも批判するも自由です。しかし、私の意見は変わることがないと思います。日本政府の現状の提示理由では、日本に対してデメリットが勝つでしょう。

もっと、新型コロナがなくても9月入学制度を取り入れるべき、という考え方が必要ではないか。。。

画像2

◯締めに

本日は『9月入学制度の導入』をテーマにしました。

どうだったでしょうか?

3つ目のチャプターでは、私の意見がほとんどでしたが、意見を発信することが大切だと私は考えています。

別に何かを批判している、というわけではありません。決まったことには従いますが、理論だけでは見えない内面的部分が特に学生には数多くあります。

日本の未来を考えるのであれば、学生の視点に立ってあげることが必要だと私は思います。

最後になりますが、本日も記事をご覧くださった方々、誠に有難うございます。

「働き方・生き方・挑戦」に関わる記事を毎日投稿しています。他の記事もご覧ください。

私の記事や私自身が面白い!と感じた方は、フォロー・スキ・コメント、お願いします!

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

あでゅー(。-_-。)


画像:https://pixabay.com/ja/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?