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ChatGPT優良記事

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無数にあるChatGPT関連の記事の中から個人的にブックマークしておきたい必読記事を集めています。医療、研究関係でも応用可能という切り口です。
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#AIとやってみた

デフォルト設定にお勧め!汎用性の高い至高のAll-in-One Custom Instructionの指示内容

こちらで汎用性の高い効果的なChatGPTのCustom Instruction(カスタムインストラクション)の設定7選を紹介させていただきました。 そのうちの汎用性の高い指示のいいとこ取りをして合体させた至高のAll-in-One Custom Instructionの指示内容が以下になります。デフォルトの設定におすすめです! Provide Accurate, Factual, and Thoughtful Answers: Combine this with the

Kaggle(Airline Customer Holiday Booking Dataset)をCode Interpreterで分析してみる

ChatGPTのCode Interpreterで先日Kaggleのタイタニック号の予測を行ったあとで気が付いたのですが、タイタニック号の問題はとても有名なので、ネット上に参考となる解説記事も多数存在するので、上手く動作したのではないかと思いました。 このため、今回はタイタニックよりは一般的ではないKaggleのデータセット(Airline Customer Holiday Booking Dataset)を使って、データ分析、モデルの作成をCode Interpreter

ChatGPT のCode Interpreterでタイタニック号の予測をやってみる

ChatGPTのCode Interpreterが公開されたので、早速ためしてみました。ネタは、定番のKaggleのタイタニック号の予測をやってみます。 それではタイタニック号の予測のトレーニングデータをChatGPTにアップロードして、ざっくりEDA を依頼するところから始めてみます。 特徴量エンジニアリング(EDA)モデルの訓練および評価EDA再検討 Test データの予測KaggleのSubmit結果

コーディングは全てお任せ!ChatGPTを活用した新しい開発プロセス

前回の記事で、Chat GPTを活用したプロダクトマネジメントの手法を紹介しました。たくさんの反響をいただき、ありがとうございます🙌 今回は、前回の記事で設計したプロダクトを、ChatGPTを活用して実装します。初期実装・改修・デプロイなどのプロセスを通じて、プログラミングにおいてChatGPTがどれだけ役立つかを検証します。なお、モデルはGPT-4を利用します。 この開発を通じて、GPT-4は人間と比較しても遜色のない理解力があると感じました。Slackでエンジニアに開

本当に使えるChatGPTプラグインはどれなのか?

5月12日、OpenAIがすべてのChatGPT PlusユーザーにプラグインとWebブラウジング機能を提供開始すると発表し、筆者も5月16日からプラグインの利用が可能になりました。 そこで、早速、どのプラグインが本当に使えるのかを試してみましたので、その結果を報告したいと思います。 1.プラグインの利用方法プラグイン又はWebブラウジング機能が利用可能になれば、ChatGPT画面左下のユーザー名をクリックして「Settings」を開くと、「Beta features」とい

GPT-4のハルシネーション(幻覚)の研究

3月14日、OpenAIから大規模言語モデルGPTの最新バージョンであるGPT-4が公表され、すぐにChatGPT有料版でも利用できるようになりました。 GPT-4は、その抜きん出た性能で一躍話題になる一方で、まるで事実であるかのような嘘をつくというハルシネーション(AIの幻覚)の欠点は、まだ克服されていません。 今回は、このGPT-4のハルシネーションについて、これまでよりも深く調べてみました。 1.ハルシネーションが起こる理由AIのハルシネーションとは、AIが生成す

GPT-4の性能をBingと比較してみた

 日本時間で3月15日未明、OpenAIが大規模言語モデルのGPTシリーズ最新バージョンであるGPT-4を発表しました。  GPT-4は、人間向けの試験問題やベンチマークテストで従来のモデルよりも高い成績を収め、日本語でもGPT-3.5の英語性能を超えているそうです。  また、GPT-4は、ChatGPTの有料版(月20ドル)に加入していれば、すぐに使用できます。  今回、MicrosoftがBingのチャットモードもGPT-4を利用していることを明らかにしました。そこで

プロンプトエンジニアリング応用編

今回のプロンプトエンジニアリング応用編では前回の基礎編に比べて、より高度なテクニックと実践的なアプローチを紹介します。本記事は、dair-aiのガイド(リンク) を参照させて頂き、日本語訳と独自の実験結果を加えて、理解しやすい形でお届けしたいと思います。GPTモデルの潜在能力を最大限に引き出す方法を見ていきましょう。

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プロンプトエンジニアリング基礎編

ChatGPT をはじめとした AIモデルを上手に活用するためには、プロンプトと呼ばれる指示文の形式が非常に重要です。 モデルの訓練方法やデータによって、最適なプロンプト形式は異なります。 この記事では、OpenAIの英語の記事(リンク:https://help.openai.com/en/articles/6654000-best-practices-for-prompt-engineering-with-openai-api) を参考にしながら、一般的に良い結果が得ら

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偉人や専門家の召喚による意思決定支援システム(by GPT-4)の紹介

何かの選択で困った時に、ChatGPTのGPT-4モデルに質問すれば、適切なアドバイスをもらうことができます。この時、賛成意見と反対意見で議論して、論点を明らかにすることができれば、さらに有効なアドバイスとなります。 このような観点から、仮想的な偉人や専門家にディベート形式で議論してもらって、論点を明らかにする意思決定支援システムを考えてみました。 1.偉人によるディベート(1) 性善説vs.性悪説 (2) マンションvs.一軒家 (3) いじめ問題 入力 いじめは

自動文章修正プロンプト for ChatGPT 4

noteの深津さんがTwitterで紹介していた文章を再帰的に品質アップするプロンプトを基に、自動文章修正プロンプトを作成しましたので紹介します。 1.自動文章修正プロンプトver1最初に考えたのが以下のようなプログラム型のプロンプトです。 これをChatGPTのGPT-4モデルに入力しました。以下がその出力結果です。 素っ気なかった最初の冒頭文を、文書表現を修正するだけでなく、内容も付け加えて、読み手の興味を引くハイクオリティの文章に書き直してくれました。 ただし、

GPT-4を利用した長文原稿自動生成プログラムの紹介

以下の記事は、アウトライン及び原稿の自動生成プログラムによって作成したものです。 通常、GPT-4で長い文章を作成する場合は、最初に全体のアウトラインを作成し、部分ごとに分割して文章を生成して、最後に全体を統合する必要がありますが、このプログラムは、その手順を一括でできるようにしたものです。プログラムは記事の後に紹介します。 第1章: AIの浸透と今後のビジネスへの影響1. はじめに a. AIの重要性と現代ビジネスへの適応 近年、人工知能(AI)の急速な発展とその浸透が