DMMブックス70%オフキャンペーンを通して、欲望と向き合った話

学生時代、書店でバイトをしていました。
ただのしがないレジ係なので、市場の細かいことはわかりませんでしたが、それ相応に、当時何が流行っているのかを、うっすら感じとるなどしていました。

具体的には、村上春樹の新作が出たとか、鬼滅の刃が小学生にもウケているとか、そういう感じのことですね。

流行り以外にも、タイトルとかで結構興味のある本とかもあったんですけど、なにぶん学生だったのでお金がなく、読みたい本をまともに買えたことはあんまりなかったです。

そんなこんなで、活字にうっすら飢えたまま学生生活は終わり、気付けば社会人。
仕事に疲れ、遊ぶお金はギリギリあるが、時間はほとんど持たず、だいたいゾンビと相違ない底辺OLです。
おまけに、物欲も死にきっていました。本当に。

そんな私に、突如転機が訪れました。
おわかりですね。DMMブックス70％オフキャンペーンです。

物欲は死んでいたので、参加するかちょっと迷いましたが、まあでも皆やってるし寂しかったので、参加することにしました。


結論から申し上げますと、めちゃくちゃ楽しかった。
何が良いって、自分の欲と向き合えた。


前述の通り、本当に物欲が他界状態だったんですけれど、いろんな本を検索しているうちに、「昔これほしかったな～！」とか、「この漫画、アニメでしか追えてなかったから原作買っちゃお！」とか、「当時中学生だったからえっちなシーンある漫画気まずくて買えんかったのよね、ポチィ～！」とか。
すげ～～～楽しかったです。

物欲がよみがえった。
と言うよりは、過去の欲を思い出せた感じ。

実際、ちゃ◯とかな◯よしの漫画もまあまあカートに入れた。
かみちゃまかりんとか…チャームエンジェルとか……(好みと世代がわかりやすいね)。

多分変身ヒロインが好き。
実際未だにキラっとプリチャンとかミュークルドリーミー見てます。女児だよ。

すごい懐かしい(？)気持ちでいっぱいでした。
ちょっとマジで鬱が治った。またそのうち病むだろうけど。

虚無と戦うOL的にはすごく良い薬でした。
定期的にキメたいです。


追伸
亡き少女の為のパヴァーヌという漫画を購入したのですが、未完結で悲しくなりました。
でもすごい良かったので皆も一緒に悲しくなりましょう。女の子たちが可愛いです。