40分かかったバンカメとの会話(疲)

先月、今月と、不動産業で使っているビジネス口座に口座管理費用が引かれていた。口座バランスはある程度保っていたので、引かれる理由がわからずバンカメに電話した。ちょっと納得感がないので、ここに記録しておく。

最初に電話したスタッフは、口座の残高が低すぎるから手数料を引かれたと言った。その残高は、今まで考えていた最低残高$5,000ではなく、$15,000必要だという。

「2月までは手数料とられてなかったんですが」というと、2月まではPreferedメンバーだったが、3月からメンバーではなくなったんだと。

「そんなはずはない。私の画面表示はまだPreferedメンバーです」というと、別のスタッフに電話が切り替わった。

2番目のスタッフは、「あなたは個人口座ではPreferedメンバーだけど、ビジネス口座はそれと独立に扱うことになったからビジネス口座はPreferedではない」と。

つまりバンカメはルールを変えたわけだ。いくら個人口座で優良顧客でも、ビジネスは別人格、という仕分けに変わったようだ。

利子もつかない口座に$15,000も置きたくないので、救済措置を聞いたら、「今のビジネスチェッキングをダウングレードすれば最低バランスが$5,000になるので大丈夫ですよ」、とのこと。ダウングレードをお願いした。つまりサービスはダウングレードされ、最低バランスは2か月前に戻るということだ。サービスといっても、私が使っている最低限のチェッキング口座としては問題ないので、最初からこういうベーシックな口座を開けてもらいたかった。当時(6年前)は個人で優良会員だったので、ビジネスもその扱いんにしてくれたんだろう。

しかし、この2番目のスタッフにはそのダウングレード切り替えの権限がないとのことで、3番目のスタッフに電話が切り替わった。スタッフ切り替えのたびに本人確認があり、イライラが増大する。

3番目のスタッフがダウングレードをやってくれた。切り替えは簡単だったが、どのスタッフも、口座の説明や、私の意思確認など、重要な意思疎通はすべて機械音声でを仕掛けてくる。人間は説明しない。この人間と機械の切り替えがまたイライラを増大させる。

「なんでこんなにまどろっこしいことするの?」と聞くと、人間が説明すると、「言った、言わない」が発生するので、いい間違えが基本無い機械(コンピューター)に大事なことはしゃべらせ、お客の意思確認もコンピューターが担当する。人間はコンピューターの下僕なのだ。

「銀行も自己防衛が大事なので・・・」と係員も本音を漏らしていた。

このまどろっこしい説明とスタッフ、機械と人間の切り替えで40分が経過。ようやく月々の手数料からはまたしばらく解放されそうだ。

でも手数料の出現はある日、前触れなくやってくるので、気を付けよう。世知辛い世の中だ。

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