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ステイアローン給付金を夢見るなら、シェアオフィス≒レンタル書斎に行けばいいじゃない。

ステイホームの日々。
家族は愛しいけども、それとは別に、
マジでひとりになりたい!! 

ステイホームよりも、
ステイアローンをください!!

あーあ。
ほんとに、これはただの夢だけど、ステイアローン給付金とかがあって、煮詰まりがちな家族が別々の場所で安寧に過ごすのをサポートしてくれるとか、あったらいいよなあ。

毎日毎日同じ最短距離のルートにだけいると、息がつけない。家では母で妻で嫁。仕事。それだけ。頭のなかで心のなかで何かが死んでゆく。

都心部とかの駅にあるSTATION WORKとかに行こうかなあ、でもトイレ付きの個室じゃないしなあ……。お腹弱いんでトイレは欲しい。そう思って悶々としていたら、スマホに宣伝が入った。

乗換駅に個人で個室を借りられるシェアオフィスができた! やったあ。しかもオープン当初は格安料金。トイレもあるし、コーヒーサーバーもあるらしい。

はじめてのシェアオフィス。個室。

ほんとうにステイアローンな感じなんだろうか。なんか殺伐としてたり、怪しかったりするんじゃないだろうか? 

そもそもステイアローンしても、リフレッシュなんか、しないんじゃないだろうか? わからない。とりあえず、家でも勤務先でもない場所、といって臨席のひとの声とか聞こえない場所に行きたい。別の場所に行って、ルーティンから外れたい。

行きたい場所なんてないけど、今のループのなかにいると頭のなかで心のなかで何かが死んでいく。よその場所に行かなきゃいけないのは健康法みたいなものだ。なにも変化しないかもしれないし、ちょっと変わるかもしれない。

で、行ってみました。きれいです。マジでオフィスっぽい。Wi-Fiも使えるし LANとUSBをさすとこもあるし、普通に充電もできる。あとなんかモニタ。


内側から鍵かかる。外からはかからないので、離席時は貴重品全部エコバッグに入れて持ち歩く。眠くなったらタイマーかけて手短かに眠る。起きたらエスプレッソ入れてくる。

個室の外の音は結構聞こえてくる。電話で短く話す声とか、バイブ通知、あとキーボードを打つ音、個室のドアを開ける音、セキュリティのカチャっていう音も。イヤホンして音楽聴いたら大丈夫なくらい。

カフェで、密にならないように配置している椅子をわざわざ寄せて顔を近づけあってるのに大きな声で話す中高年とかの高い声より、ずっといい。あと、これもカフェと違ってよいのは、音楽やラジオや宣伝が流れて来ない。仕事的な音だけがする。音的な環境は個人的には満足。

エアコンもほどよい感じ。

次は広さ。左右も前後も十分にあると感じられました。デスク幅120cmくらい、奥行き60cmくらい、個室全体の奥行きは190cmくらいです。すみません、メジャーを持ってなかったのでkindle Fire端末で計りました。ちょっと動いてぶつかる、みたいなことはないです。

基本、個室にいるだけなので、それだけでテンション爆上がり、みたいなことはないです。でも、自宅にいたらアレコレ気になってどれも中途半端になるところ、集中して作業を終わらせていくことができます。

ちゃんと、自分のペースでやりたいことやれてる、っていう感じがあるためか、いつもよりもスマホを触るか触るのを我慢する回数が少ないです。

また、ここは時間にたいして従量課金制なので、むしろ職場よりも集中します。職場は周囲から飛び込んでくるニーズに対応しないと感じ悪いことになるんで、集中を続ける能力よりも切り替える能力のほうが求められてる気がしてます。

集中の持続が得られるので充実感もあるし、リフレッシュできました。のめり込みすぎると肩こりしそうなので、時間を決めて休憩とったほうがよいかもしれません。

よかった。

また来よう。

時間のためにお金がとけました。モヤモヤもとけてゆきました。

こんな田舎にシェアオフィス、ありがとう。早期撤退、しないでほしいなあ。


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