なでしこリーグ、ニッパツvs鴨川
2024年9月16日、ニッパツ三ツ沢球技場を会場に、
2024Plenusなでしこリーグ1部第18節
ニッパツ横浜FCシーガルズvsオルカ鴨川FC
の試合が、15時キックオフで開催されました。
試合前
試合会場到着
前日のベレーザvs浦和の試合後、3連休もあって割高な都内の宿泊は避け、神奈川県某所まで移動。
元気があれば、16日は午前にメニーナvs藤枝順心(U-18女子ファイナルズ)を観戦予定でしたが・・・。前の記事で書いた通り、前日のベレーザvs浦和で心身ともにダメージを受け(ホント隣のおやじ許せねえ)過密日程を断念。宿泊地から直接、三ツ沢に一般道で向かうことに。
途中、横浜市に入った辺りで結構雨が本降りになって午後の試合も雨かなあと思ったら、次第に雨は止み、回復。ニッパツ三ツ沢球技場には午前の内に到着し、車内で休みながら時間を潰しました。
12時30分からのチケット販売に合わせ、場外で開店「FoodTruckTsukumi」さん。まだ開場まで1時間あるので、軽く腹ごしらえにメキシカンサルサホットドッグ700円。
蒸し暑くなってきたので、13時30分の入場後に場外へ戻り、Tsukumiさんでかき氷400円を購入。両チーム共に青系のチームカラーなので、ブルーハワイで。
「ピンクリボンマッチ2024」ということで色々イベントが行われていましたが、入場前に、地元の女子ラグビーチーム「YOKOHAMA TKM」の選手の皆さんが、ビラ配りをしていたのを受け取りました。少し前にブームになった時にルールを把握しておけば良かった(詳しくない)けど、紹介を見ると7人制と15人制の代表選手もそれぞれ所属している強そうなチームでした。ビラ配りの他にも場外でストラックアウト体験をしたり、この日のサッカーの試合も観戦されてました。
場内へ
グッズは、第3弾となる選手缶バッジを購入。1つ300円で、銀色の袋に入ったガチャ方式。とりあえず10枚購入。1つは欲しいなと思っていた新井翠選手が3つも笑。最後の10枚目で、最大目標だった浦島選手が出ました。
スタグルは、グッズ売り場と同じくメイン2階コンコースにある横浜食品さんで中華丼700円。スタグルの弁当系(予め作ったものを持ち込み)は値段の割に寂しいものもたまにありますが、こちらは具もしっかり何種類も入った中華丼。美味しくいただきました。
ニッパツ、鴨川どちらにも応援選手がいるので、ちょうどど真ん中での観戦。
相変わらず、メインスタンド向かいに横浜市立市民病院が鎮座する不思議な会場。空は薄曇り、晴れ間も見えて来ました。公式記録だとキックオフ時の気温29.5℃、湿度70%ですが、それ以上に蒸し暑く感じました。
試合前練習
鴨川の選手が出てきて横並びの挨拶・・・かと思ったら遠い方に戻り始めた。
オルカ鴨川FC公式インスタのストーリーで出ていたので、言及しても大丈夫だと思いますが、昨日ベレーザvs浦和に出場していた鈴木陽選手が、大親友浦島選手のいるニッパツと古巣鴨川との対戦ということもあり、観戦に来て古巣に挨拶、昨年一緒だった選手たちとスタンド上下で記念撮影。あ~〇田さんずるいと思うも真ん中からでは間に合わず(しかも内側からしか撮れないし笑)。
なんて思ってたら、元シュヴェスター(パルセイロレディース下部組織)北沢選手が気付いてくれた笑。元長野の古舘選手、横で巻き込まれた浦部選手(今年早稲田大学から加入)と3人で。浦部選手は先発。北沢選手と古舘選手はリザーブから。
ニッパツの選手は、サイン入りボールをニッパツベンチ側のスタンドへ投げ入れ、練習開始。
鴨川のリザーブには、夏に群馬から加入した新田選手の姿も。
横浜市の山中市長のご挨拶に同席する、横浜FCのオフィシャルクラブマスコット、フリ丸。入場待機列でハイタッチしたり、コンコースに現れたり、良く働いてました。
選手入場、記念撮影
両チーム選手、エスコートキッズもピンクのTシャツを着て入場。
試合
前半
鴨川の近藤選手が倒され、エリア手前でのFK。撮ってる時は気付かなかったけど齊藤選手何してるの笑
こういう、直接FKでキッカーとGKが直線状に撮れる写真、大好きです。
右利きの鴨川キャプテン高塚選手が直接狙うも、これは枠の左。
昨年は共に鴨川の優勝に貢献した、高塚選手と浦島選手のマッチアップ。昨年は同じサイズ感という公式ネタもありました笑
13分、ニッパツは左サイドから蔵田選手がドリブルで突破。低いクロスを權野選手がシュート。これは鴨川GK田谷選手が弾くも、ヘディングで浦島選手が押し込みニッパツが先制。浦島選手は古巣相手にゴール。
首位を勝ち点9差(この時点で。消化試合数はニッパツが2試合少ない)で追う2位ニッパツにとっては欲しかった先制点。逆に今シーズン得点力不足に苦しむ鴨川にとっては、苦しい展開となります。
前半はこのまま、ニッパツ1-0で終了。
ハーフタイム
先週先発だったニッパツのキャプテン新井選手、この日はリザーブ。
ニッパツは後半から
6權野選手→11河野選手
10小須田選手→28田村選手
後半
61分、鴨川は一気に3人交代。
10近藤選手→28新田選手
20浅野選手→7並木選手
22浦部選手→8河野選手
飲水タイム明けの71分、ニッパツは
8室井選手→26加田選手
74分。鴨川は自陣右サイドでのボール奪取から、新田選手→並木選手→新田選手→齊藤選手→松尾美月選手とテンポ良く繋がり、ノーマークでサイドを突破するかに見えた松尾美月選手がアーリークロス。これに左から中央に走り込んだ河野選手が合わせ、鴨川が同点に追い着きました。
78分、ニッパツは32浦島選手→23櫻井選手。
スローインからの競り合いで、吉田選手にぶん投げられる松尾美月選手。
同点になってからは、鴨川の方が押し気味に試合を進めていました。このタイミングで、2枚余ってる交代カードを使うべきだと思って見ていたんですが、鴨川の辛島選手に動きは無し。競り合いに強い古舘選手を入れて新田選手やCB陣と合わせセットプレーの高さで一撃を狙うか、一人で局面打開出来るスーパーサブとして北沢選手を送り込むかすりゃあええのに。
今節6試合の中では2番目かな?入場者数929人。
82分。ニッパツのゴールキックになったところで突然主審が鴨川ベンチ側に。え、何か警告するようなことあったっけ?と思ったら副審と何やら相談。鴨川の浅野選手からもらった水をがぶ飲みした後、主審が4審に、4審が手前側の副審に、手前側の副審が主審になるという、試合中に珍しい審判団のポジションチェンジ。蒸し暑さにやられたか、実況だと腰を痛めたかもと言う話も出ていましたが、4審は最後まで務めていたので、軽い症状だと思います。
85分、ニッパツは7蔵田選手→24竹ノ谷選手。
86分。ニッパツは竹ノ谷選手→櫻井選手と右サイドで繋ぎ中央へクロス。
鴨川のCB松尾菜月選手はその前の守備の流れで前に出ていて、クロスの先はニッパツの河野選手が鴨川のSB高村選手をブロックしながら、見事なポストプレー。ラストパスを受けた加田選手がワントラップからのボレーシュートを豪快に蹴り込み、ニッパツに勝ち越し弾が生まれました。
交代5枠を全て前目の選手(中盤から前のスタメンで残ったのは吉田選手のみ)で使う積極策に出たニッパツの石田監督。これが当たって、交代選手が創り出したゴール。昨年も優勝争いをしながら急失速したニッパツ、今年は負の連鎖ではなく策が的中する好循環が生まれているように感じました。
鴨川も反撃に出ますが、ロスタイム3分も凌ぎきったニッパツが2-1で勝利しました。
試合終了後
おまけ
三ツ沢球技場では恒例?バスの出待ち。
鈴木陽選手の長野時代の姉貴分?だった古舘選手と、妹分?だった北沢選手の3人で。2人の出番期待してたんだけどなあ、残念。
何故か撮れという圧を感じて笑。右下にいるニッパツの新井純奈選手は、2021年まではオルカ鴨川FCに在籍。新田選手は大学の後輩かな?
オルカ鴨川FCは、6勝8分け4敗の5位。18試合19得点18失点、とにかく攻撃陣をテコ入れしない限りは厳しい・・・。
ニッパツは、11勝4分け2敗の2位。
首位宮崎は今週末試合がなく(ニッパツなどが順延分の試合を行う為)ニッパツは勝てば一気に首位と勝ち点3差まで詰めることが出来るが、その相手は今のなでしこ1部では、首位宮崎よりキツい相手かもしれない4位の伊賀FCくノ一三重。8節まで2勝1分け5敗と低迷していたのが何だったんだという好調ぶり、現在7連勝中。逆転優勝には負けられない試合と難敵が続く(伊賀の後は愛媛、名古屋、静岡、大阪)ニッパツ。応援するサポさんにとっては昨年と同じく、こんな痺れる展開もない訳で。ニッパツの戦いぶり、楽しみにしています。
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