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自己愛性人格障害の父に執着する母

父は完全なる自己愛性人格障害。
私が気が付いたのは35歳を過ぎてから
随分支配されてきましたが気が付いただけまだ良かった。
父の一番のターゲットは母である。
わたしが幼少期に勝手に会社辞めてきて、それから今日までまともに働くこともなく家事をするわけでもなく友達もいないし一日中大音量でテレビを見るだけの生活をもう20年続けている。母は早朝から夜まで働き詰めで父の借金の返済、年金や国保も父の分まで払い、わたしたち姉妹の学費もすべて工面してくれたから感謝している。だけどどんどん大人になるにつれて思うことは父に執着してるのは実は母なんじゃないか?
もう結婚して50年2人とも後期高齢者。あんなやつと50年連れ添い何も学んでない気がする。別れるタイミングは山ほどあったのに…
不倫しまくりの父だった。隠そうともせず最後は60で19の女と。まあ母は私ほど現実を知らないにしてもなんでこんな男といつまでも一緒にいるんだよ。私が20歳で就職した年に今度こそかという離婚話しが出た。もう子供達も就職して自立したんだから離婚するだろうと思ったし、離婚すべきだと思った。父は話し合いなどできない人間で母が不倫のことを少し突いたら即逆ギレされ終わり。そして母は私のことはもう好きじゃないのか?的な手紙を書いて渡したらしい。てかその時点でまだ母は父を好きなの!? 
手紙を読んだ父に気色悪いと言われもう言い訳もしてくれないから終わりだ離婚する。みたいな流れになった。わたしも姉も反対なんてしない。
ただ父は全く離婚する気はないのである。ターゲットがいなくなったら困るんだろう。
全く話し合いなどしないまま直ぐにホワイトデイがあり「悪かったな」とたった一言
父が母にやっすいクッキーを渡した。それで母は泣き崩れ離婚の話は消えたのです。
はあ!?

あれから20年以上経ち、財力も甲斐性も何もない父の面倒を見続けている。病院しか用事がない父は病院に行けばかまってもらえるから絶対に通院はさぼらない。半分ボケてるしもう運転もできないから母がせっせと送り迎え、診察にも付き添い。直径7センチのガンも転移なくキレイに取ってもらいヨボヨボで不潔なじいさんは生きながらえている。ひとり者だったら助かっていないはずだ。母が父を生かし続けてる。そして毎日嫌な思いをしつて、その愚痴を聞かされている。しんどい、むしろ母がしんどいのだ。同じ話を何度も何度も何度も…あんなやつ構わず病院も連れて行かずに放っておけと言っても「人としてそんなことはできない!」だそうだ。じゅあ勝手にしてくれ、巻き込まないでくれ。
わたしにとって現状は父よりも母の方が毒親におもえるのだ。


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