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自己紹介~ピアノ再開のきっかけ~


息子が4歳のころ「ピアノ習いたい」と言いました。その頃、鍵盤楽器は家になかったので、手作りの紙鍵盤で、遊んでいました。小さな手で押さえて、ニコニコ健気に弾いている息子の姿をみて、本当に音楽が好きなんだなぁと思い、5歳になる2か月前、近所の先生に習い始めました。

私も幼い頃、ピアノを習っていたのですが、ダラダラと続けていただけで
本当に全然弾けないまま大人になりました。なんであんなに音符やリズムが分からないまま続けていたのか不思議なくらいです。

あの頃の先生はきっとほとんどそうだったのかもしれませんが
とにかく怖くて、怒られっぱなし、教室ではいつも縮こまって泣きながら弾いていました。
でも、ピアノの曲は大好きで、家でレコードをかけて、
弾けてるつもりになって、細々と続けていました。
なんで、あんなに弾けないままだったのか、今振り返ってみると、どのように練習したらよいのか、自分で考える頭を持たないまま、なんとなく続けていたんだと思います。

息子の1回目のレッスンで、すっかり先生の人柄と教え方に魅了され、純粋にピアノをまた弾きたいと思い、先生に「私にも教えてください」とお伝えしました。その時、先生のお顔がパ~っと明るくなり、とても喜んで下さったことを今でもはっきりと覚えています。

あれから何年も経ちますが、今でも週に1回の息子のレッスンと、私は月に2回、教わっています。かけがえのない時間です。


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