絵でみてわかるITインフラの仕組み①
インフラを支える理論の基本
直列/並列
CPUやHDDなどのハードウェア性能は、単品で可能な仕事量に限界がある。 ⇒ 同じものを複数並べて、全体の仕事量を増やすのが並列化。
同期/非同期
同期:相手に処理を依頼してから終了するまで他のことをせずに待つので、処理の流れがシンプル。
非同期:相手に処理を依頼している間に別の処理を実行するので効率的。
キュー(待ち行列)
レジに並ぶ行列のように、列の先頭から順番に並び、先頭から処理される。
- CPUで処理されるプロセス/スレッドの実行待ち(ランキュー)
- ディスクの読み書き(I/O要求)待ち
- ネットワークの接続確立待ち etc…
排他制御
”みんな”が同時に共有資源へアクセスすると不整合が発生するので、一方の処理が資源を開放するまで他方の処理を待たせる。
ステートレス/ステートフル
ステートレス:過去の情報(状態)を考慮しないので、シンプル。性能面や堅牢性の面で優れる。
ステーフル:過去の情報(状態)を考慮するので、複雑な処理が可能。