ロドム

京都の端っこで大学生をしています。

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最近の記事

8/22(木) 森ノ宮ピロティホールにて、稲川淳二氏の怪談ナイトを見ました。 「幽霊は耳で聞くものなのだよ・・・」と思いながら目を閉じた状態で怪談を聞いていると、知らぬ間に寝てしまいました。 聞けなかった最後の話、どんな内容だったのか気になります((無念

    • お盆を感じる曲『白日夢』by人間椅子

      気付いたらお盆!? ふとカレンダーを見ると、8月13日。 気づいたらお盆になっていました(*_*; これではご先祖さま方に申し訳ないと思い急いで支度。昼過ぎに出発。 半日ほど電車に揺られ、つい先ほど実家に到着しました。 いやぁ~、やっぱり実家のお風呂というのは気持ちいものですね。 身心に沁みます(#^^#) 気分も良く、ひと段落ついたところでブログ更新に思いが至りました。 今回の記事は、楽曲紹介。 お盆らしい曲ということで、ロックバンド・人間椅子の『白日夢』を紹介をしま

      • 八月納涼歌舞伎『狐花』レポート     (小説と違う点、京極歌舞伎)

        8月6日の火曜日 東京・歌舞伎座で『狐花』を見てきました。 この記事ではその感想を書いていきます。 ミステリ作家 京極夏彦、初の歌舞伎作品 八月納涼歌舞伎の第三部である本演目の脚本は、ミステリ作家の京極夏彦氏が書いています。 作家活動30周年の記念として企画された本演目ですが、同氏が歌舞伎を手掛けるのは初めてらしいです。 30周年記念作品、しかも期間限定。 京極作品が好きな私として、これは見逃すわけにはいきません。 書き下ろし原作『狐花』を事前に読んで、私にとっても人

        • 『枕草子』”名おそろしきもの”から考える清少納言の恐怖観②

          名よりも見るはおそろし『枕草子』百四十六段を構成するもう一つの部分が、 「見るのがおそろしいもの」である。(本文②) 「生霊」とは、生霊のことである。 「蛇いちご」とは、植物のヘビイチゴのことである。毒などの実害はないが、その赤々とした実に不気味さを覚えたのだろうと思われる。 「鬼わらび」は、植物ワラビの大きいものである。 「鬼ところ」は、植物トコロの大きいものである。 度を越して大きくなった植物に対して仰々しさと共に、一種の不気味さを感じていたのだと思われる。 「荊

        8/22(木) 森ノ宮ピロティホールにて、稲川淳二氏の怪談ナイトを見ました。 「幽霊は耳で聞くものなのだよ・・・」と思いながら目を閉じた状態で怪談を聞いていると、知らぬ間に寝てしまいました。 聞けなかった最後の話、どんな内容だったのか気になります((無念

          『枕草子』 ”名おそろしきもの”から考える清少納言の恐怖観

          枕草子とは『枕草子』は日本三大随筆のひとつである。 その著者である清少納言は、宮中に仕えた知識人の女性であり、本作は、その生活で見聞し、感じたことを詳細に記したものである。 そういう意味で『枕草子』は「平安時代に働く女性のブログ」と言えよう。 この記事では、そんな『枕草子』の百四十六段「名おそろしきもの」を読み解きながら、清少納言が持っていた恐怖観について考えたい。 以下は本文である。 なお、番号は筆者が付け加えたものである。 名おそろしきもの本文は、清少納言が「おそろ

          『枕草子』 ”名おそろしきもの”から考える清少納言の恐怖観